2023年10月26日
For Goodアカデミー

【成功事例5選】まちづくりに関するクラウドファンディングの事例を紹介

近年クラウドファンディングを使って資金調達する人が増えてきています。

クラウドファンディングでは、様々なジャンルのプロジェクトを掲載でき、資金調達をしながら多くの人に認知を広げることが可能です。

今回はそんなクラウドファンディングを使って町おこしやまちづくりとしたい!と考えている方に向けて、成功事例やメリット・デメリットなどをご紹介していきます。

 

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目次

 

 

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、インターネットを通して不特定多数のユーザーから資金を募る資金調達の方法です。

今、解決したい問題がある方や叶えたい未来がある方であれば、個人・法人関係なく誰でも気軽に挑戦することができます。

また、クラウドファンディングでは、実行するプロジェクトの認知度をあげることができるため、「より多くの人にこの問題を知ってもらいたい!」という時にはとても有効的な資金調達法と言えるでしょう。

 

まちづくりとは?

まちづくりを一言で言えば「身近な住環境を改善して、地域の魅力や活力を高める」ということです。

つまり、さまざまな情報発信・観光促進などを行い、地域を活性化させることがまちづくりの最終ゴールだと言えるでしょう。

現在では、少子高齢化による地域経済の停滞が大きな問題となり、様々な場所でまちづくりが実施されています。

 

クラウドファンディングでまちづくりするメリット

次にクラウドファンディングでまちづくりをするメリットについて解説してきます。

 

✔まちづくりに繋がる活動の認知を拡大できる

クラウドファンディングは、ただ単に資金調達が行えるだけでなく、広報活動を通して、自分の活動を社会に発信することができます。

そのため、これまで全然知られていなかった地域や集落の認知度を広げることによって、その地域の経済問題が解決に繋がる場合も少なくありません。

また、クラウドファンディングで広報をすることで、実際に足を運んでくださる方も増え、地域の活性化にも繋がります。

 

✔地元のコミュニティにも広報できる

クラウドファンディングの広報方法としてはSNSでの発信や登壇イベントなどが一般的ですが、まちづくりのプロジェクトでは、地元の方々にアプローチができるという魅力があります。

この地域をより良くしたいという思いを伝えることで、地元の方々から支援していただける可能性があることも大きなメリットの1つです。

 

✔融資と違い返済のリスクがない

クラウドファンディングは融資とは異なり、支援金の返済リスクが無いことも大きなメリットです。

プロジェクトのために融資を受けるとなると返済の義務が発生してしまいますし、確実性がない場合には融資が受けられないことも少なくありません。

しかし、クラウドファンディングでは支援として資金を受け取るため、返済のリスクがなく、簡単に始めることができる点も大きな魅力です。

 

クラウドファンディングでまちづくりをするデメリット

クラウドファンディングでまちづくりを行うデメリットについても抑えておきましょう!

 

✔知名度が低い地域だと支援が集まりにくい場合がある

知名度が低い地域で、まちづくりを行う場合にはSNSでの支援が集まりにくい場合もございます。

あまり知られていない地域の活動に積極的に支援が集まることは少ないため、プロジェクトページや広報に力を入れて、その地域やプロジェクトを知ってもらうための準備に力を入れることが重要になってきます。

 

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クラウドファンディングでまちづくりに成功した事例5選

次にクラウドファンディングでまちづくりや地域活性化に繋がった事例についてご紹介していきます。

どんな成功事例があるのか気になる方はぜひご覧ください。

 

①コミュニティ型共同住宅を作るプロジェクト

「孤独のない世界を作りたい!」という思いから始まったクラウドファンディングになっています。

今回のクラウドファンディングでは北九州の門司港という港町でビル一頭を全面改装して、コミュニティ共同住宅『POSTO&Co.』を作りました。

目標金額は300万円だったものの、最終的にはFINALゴールである500万円を突破し、非常に注目が集まったクラウドファンディングの1つです。

<プロジェクトの詳細>

■プロジェクトタイトル

孤独のない社会を創る!ビル一棟を心の拠り所となる居場所に再生

■達成金額
5,493,500円

■目標金額
3,000,000円

■支援者数
306人

■プロジェクトURL

https://rescuex.jp/project/66270

 

②新しい公共を作り出すプロジェクト

こちらは「新しい公共が作る社会」とその社会の実装を目指すことを目的にスタートしました。

新しい公共とは、地域に足りないものを自分のできる資本の範囲で出しあって譲り合い、分け合うことによって地域が維持・発展していくという考え方です。

今回のクラウドファンディングでは、公共社会の実装を目指す拠点[en.to(えんと)]を作りました。

このプロジェクトはクラウドファンディングのみでなく、地域おこし隊の募集も行い、多くの方が参加したプロジェクトになっています。

<プロジェクトの詳細>

■プロジェクトタイトル

“新しい公共が創る”資本主義では説明できない社会。関わりたいメンバー大募集!

■達成金額
4,808,000円

■目標金額
4,000,000円

■支援者数
186人

■プロジェクトURL

https://rescuex.jp/project/54523

 

③空き家をリノベーションするまちづくりプロジェクト

長崎県諏訪市に取り残されている空き家をリノベーションして、色々なお店が入居できる複合施設を作るというまちづくりの取り組みです。

諏訪市の空き家率は22.3%と全国と比べてもかなり高くなってしまっており、この余っている資源を活用して、みんなが楽しめるエリアにできないかという風に考えたことがこのプロジェクトの始まりでした。

最終的には目標金額の300万円を大きく上回る400万円に達し、支援者も200人を超えた注目のプロジェクトとなりました。

<プロジェクトの詳細>

■プロジェクトタイトル

空き家や未利用資源の利活用を通じて、健やかな循環のあるまちをつくりたい!

■達成金額
4,060,000円

■目標金額
3,000,000円

■支援者数
207人

■プロジェクトURL

https://rescuex.jp/project/78157

 

④雑草を使ったカフェを作るプロジェクト

奥羽山脈東と北上山地に挟まれた自然の豊かな紫波町という地域で、野草のエネルギー補給ができる場所を作りたいという思いから立ち上がったプロジェクトです。

実行者さんの実家の2階を改装し、みんなが集まってイベントや講座を開催できるスペースに生まれ変わらせるためにクラウドファンディングに挑戦しました。

SNSでの呼びかけやFacebookライブなどを通して、413人もの人から支援が集まったまちづくりプロジェクトとなっています。

<プロジェクトの詳細>

■プロジェクトタイトル

【いのちをととのえる】築100年の小屋を野草カフェ場(Bar)に!

■達成金額
3,548,000円

■目標金額
2,500,000円

■支援者数
413人

■プロジェクトURL

https://rescuex.jp/project/37375

 

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⑤地域を超えた人と出会う図書館を作るまちづくりプロジェクト

このクラウドファンディングでは、石岡市柿岡に市民初の私設図書館を完成させました!

図書館だけでなく、畑や貸しキッチン、子ども食堂など様々な施設を作ることで、世代や関心、地域を超えたつながりを感じられる場所となっています。

このまちづくりプロジェクトはファーストゴールを達成した12時間後にセカンドゴールも達成してしまうほどに勢いがあったプロジェクトで、最終的にはセカンドゴールを大きく上回る150万円を達成しています。

 

<プロジェクトの詳細>

■プロジェクトタイトル

つながる図書館を作ります!世代や関心、地域を超えた人と出会う場所と仕組みを作りたい!

■達成金額
1,551,000円

■目標金額
1,300,000円

■支援者数
175人

■プロジェクトURL

https://rescuex.jp/project/38702

 

クラウドファンディングでまちづくりを始める流れ

次にクラウドファンディングでプロジェクトを行う流れについてご紹介します。

クラウドファンディングの流れは大きく分けて以下の5ステップです。

  • 1.プロジェクトの内容、目標金額、リターンを決める
  • 2.クラウドファンディングのページを作成する
  • 3.プロジェクトを広報する
  • 4.集まった資金でプロジェクトを実行
  • 5.支援者にリターンをお届けする

 

より詳しくクラウドファンディングの流れを知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。

 

まとめ

今回はクラウドファンディングでまちづくり・地域活性に挑戦することのメリット・デメリットや成功事例をご紹介しました。

メリット・デメリットは以下にまとめておきます。

<メリット>

まちづくりに繋がる活動の認知を拡大できる

地元のコミュニティにも広報できる

融資と違い返済のリスクがない

 

<デメリット>

知名度が低い地域だと支援が集まりにくい場合がある

 

クラウドファンディングでまちづくりに挑戦したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

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