感謝！１st目標達成！２nd目標に向かって挑戦中！

※下記へ「活動報告」 R5.8.4（金）更新　【～イベント周知動画ＵＰ～】

※イベント内容の修正あり【御確認ください】たすきリレーの際にウォークも同日開催！

はじめに

　私たちは沖縄から児童虐待を本気で「ゼロ」にするため、普段は県職員や教員等と本来業務を行いながら、その傍らで平成29年より任意団体を立ち上げ、児童虐待防止活動を継続している「沖縄の子どもと家族・支援者の未来を明るくする会（OCFS）」です。このOCFSという文字には、様々な思いが込められているので、紹介します。

　O＝Okinawa（沖縄の）　C＝children（子ども達）F＝family（家族）、future（未来）S＝Supporter（支援者）、Support（支援【技術】）

　沖縄から児童虐待を無くし、全ての子ども達・保護者・支援者のみんなが笑顔で明るい未来へと向かっていけるようにと名前を付けました。

　マークの3つの円には「子ども達」「家族」「支援者」を描き、その皆が同じ明るい未来を共有できるように3つの円を重なり合わせています。

　またOCFSのOの部分を矢印にしたのは『未来へ』『循環』『繋がる』というものたちが巡っていくという意味が込められています。

　私たちの周りにいる子ども達一人ひとりは「可能性が無限大」です。この沖縄の子ども達一人ひとりが、安心して過ごせる笑顔の多い社会にしたい！ぜひ多くの方々と一緒に手を取り合い、1人でも多くの「笑顔」を増やしていきませんか。そのためにも今回のプロジェクトでもある「オレンジリボンたすきリレー沖縄2023」を実現させたいと思っています。子ども達一人ひとりの『笑顔』を増やすためにも、私たち大人から変わっていきましょう！オレンジリボンたすきリレーを実施し、大人の頑張る姿を！そして子ども達の笑顔を！一緒に実現させましょう。

　※実行委員メンバーです！どうぞよろしくお願いいたします。

子どもが生きている「今」とは　

  皆さんは、子ども達が生き抜いている「今」を知っていますか。今一度思い出してみてください。皆さんの目の前、周りにいる子ども達は『笑顔』で過ごせていますか。子ども達一人ひとりが自身の悩み・苦しい時、困難な状況でも前を向き、誰かに声をかけ、相談したり頼れていますか。虐待を受けた（受けている）子ども達は、大人に対して様々な形でSOSを発信しているにも関わらず、受け止めてもらえていない現状があるのです。そのため、負の感情（言動）が生まれ、大人への不信感に変わり、相談等の声をかけるといった言動すら諦めてしまい、その結果、引きこもりや自傷行為、学校等での不適応等、私たち大人が追いつかない程のスピードで多くの問題がこの社会（地域）で起こっているのが現状です。

　一方、私たち大人も、この複雑かつ多様化する社会の生きづらさから心の余裕が減り、子ども達への理解や対応が不十分になっている現状があります。大人の余裕がなくなってしまうと、大人も子ども同様に誰かに相談したり、頼るといった言動が乏しくなり、家庭や地域からの孤立、そして社会からの孤立へと向かい、その結果、社会的に弱者と言われる子ども達へと力が向かい、不適切な関わりが増え、虐待行為へと発展する可能性が高まるのです。

　また虐待行為をしてしまった保護者が育ってきた養育環境を見てみると、自らも幼少期に虐待行為を受けていた過去を持っていることも少なくありません。これらは現在と同じように、SOSを受け止めてくれる大人の不在、信頼できる大人の欠如による不信感の増大も不適切な関わりの大きな要因となっており、現在もそれらは、子育てに影響している現状があります。

　私たちが住む沖縄県では、このような負の連鎖が未だに続き、引き継がれています。だからこそ、この現状を『オレンジリボン運動』を通して、多くの方々に子どもが生き抜いている社会現状を伝え・知ってもらい、子どもにとってやさしい社会の実現を目指していくことで、この現状は少しづつ変わっていくと思います。それが、子ども達の明るい未来のためだけでなく、保護者（大人）にとっても子育てにやさしい社会の実現のためです。ぜひ！『オレンジリボン運動』を実現し、また継続しながら広げいきたいと思います。

プロジェクトの詳細

　毎年11月は「児童虐待防止推進月間」です。児童虐待の防止は公的機関だけで行えるものではありません。私たち1人ひとりが「子どもにやさしい社会」を作ることが、児童虐待の防止に繋がります。この児童虐待防止のシンボルでもある「オレンジリボン」を用いて、県内各地で様々なイベントを通して、児童虐待防止、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」、子どもにやさしい社会の実現に向けた広報・啓発を実施していきます。

　⑴オレンジリボンたすきリレー沖縄2023

　オレンジリボンたすきリレーでは、児童虐待防止のシンボルでもあるオレンジリボンをたすきに仕立て、これを身に着け浦添市、那覇市、その他市町村の公道を多くのランナーと共に走り、たすきを繋いでいくことで、市民・県民の方々に広く児童虐待防止を呼び掛けることを目的としています。

　※コース上にある商業施設でもオレンジリボングッズを配布するなど啓発活動を実施予定です。

　※昨年（2022）の様子です。県内初開催にも関わらず、多くの方々の参加がありました！

　⑵OCFSオレンジリボンウォーク＆パレード※県内初開催！（たすきリレーと同日に開催予定に変更！）

　オレンジリボンウォークをオレンジリボンたすきリレー同日に子ども笑顔ウォーキングコース（距離検討）をオレンジリボングッズを身に着けていただきながら、児童虐待防止を多くの参加者と一緒にPRしていきます。子どもも楽しく参加できるようコース内にチェックポイントを設置し、児童虐待防止に係る問題を解きながらゴールに向かってもらいます。メイン会場では子ども達が遊べるようなコーナーも設け、楽しく！ポジティブに！多くの方々とオレンジリボン運動を発信していきたいと思います。

　※企画段階のため、イベント内容が多少変更になる可能性があります。随時SNSにて更新します。

　⑶OCFSオレンジリボン運動（R5.11いっぱい）

　沖縄の中心地！「那覇市国際通り」。国際通りの玄関口には沖縄を象徴するシーサーが設置されており、県民をはじめ観光客を含め多くの人々を出迎えています。そのシーサーを中心に国際通りを11月の児童虐待防止推進月間期間中はオレンジリボンで埋め尽くしたいと思います。県内各企業ともコラボを実施し、県内外の方々にもオレンジリボン運動や児童相談所全国共通ダイヤル「189」を周知していきたいと思います。

プロジェクトの背景

　クラウドファンディングでは、老若男女問わず、児童虐待防止への興味関心がある方からの支援（応援）を受けることが可能であり、私たちはより多くの方々に児童虐待問題の現状、そして児童虐待防止活動をすることで子ども達の笑顔が増えていく事について、一緒に取り組んでいただきたいと強く思っています。児童福祉の問題を日々対応していても、まだまだこの社会では「虐待」という出来事が「他人事」だと感じている人が多いのが実情です。子ども理解や子どもへの適切な対応に関する正しい知識等を獲得する事で、不適切な関わりは間違いなく減っていきます。これらをより多くの方々に発信し、届けていく方法はクラウドファンディングが最適だと感じています。また支援いただいた方々への御礼（リターン品）もオレンジリボングッズにすることで、イベント時に着用等していただけると、児童虐待防止の周知は広がっていきます。さらに、それぞれの地域でオレンジリボングッズを多く着用していただくことによる「オレンジリボン運動発信者」となっていただければと考えております。

支援の使い道

　今回のクラウドファンディングで御協力いただきたいのは、それぞれのイベント時に係る費用全般についてです。私たちは業務外で児童虐待防止活動を行っているため資金は今まで手弁当で行ってきました。しかし、この運動をより多くの方々に広め、繋げていくためには資金が必要となります。イベントに参加する方々の安心・安全を守るために運営は業者委託を考え、またイベント時には子ども達が喜ぶような仕掛け、オレンジリボングッズの作成、イベント映像の撮影などで支援を活用させていただきたいと思っております。

＜２ndチャレンジ＞　

　⑴オレンジリボンTシャツ、バッグ等作成費用【２５万円】※当日イベント時に参加者全員で着用！

　⑵イベント撮影費【１０万円】※周知および当日・報告記録用

　⑶子ども向けイベント費【１０万円】（メイン会場にて「こども笑顔写真館（仮）」開催！）

　⑷各イベント諸費用【５万円】※保険代、音響設備など

活動報告

R5.7.21（金）実行委員会

今回イベントの肝となるコースはどうするか？そんなことを様々な角度から議論しました。たすきリレーを実施し、たくさんの方々に『児童虐待防止』について関心を持ってもらうためにも、多くの目に留まるルートにしたい！なかなかこの日では決まりませんでした…。それだけ本気で考えてます！次のミーティングで決定予定です。

R5.8.4（金）実行委員会【オンライン】

台風の影響があったため、急遽オンラインで実行委員会を開催しました。ついに！今回のオレンジリボンたすきリレー『ルート』が決定！距離は昨年より伸ばし、30キロを多くのランナーと一緒にリレーします。

※ルートについては、「沖縄の子どもと家族・支援者の未来を明るくする会（OCFS）」のInstagramやFacebookをご覧ください。

さらに！本イベントを盛り上げていただくため「スタジオエース」さんに御協力いただき、イベント周知動画を作成してもらいました。ぜひご覧ください。

All Stories

さいごに

　最後まで読んでいただきありがとうございます！

　どうしても「児童虐待問題」を多く目にする時は、痛ましい事件が起こってしまった時が多いのではないでしょうか。そのためこの問題はネガティブに捉えられがちです。しかし、この痛ましく、悲しい事件を発生させないためにも、たくさんの方々で「オレンジリボン運動」を周知・啓発し、子どもにやさしい社会・子育てにやさしい社会の実現に向けて取組んでいくことが児童虐待防止に繋がると確信しています。

　だからこそ！絶対にこのプロジェクトを多くの方々と一緒に成功させたい‼と強く熱く望んでいます。プロジェクトを成功させることで、可能性を無限大に持っている多くの子ども達の明るい未来は開けていきます。子どもの明るい未来を、私たち大人が責任を持って作り上げていきましょう！誰の周りにもある児童虐待問題を『他人事』から『自分事』へ変えていくためにも、ぜひ一緒に手を取り合ってプロジェクトを成功させましょう！私たち1人ひとりの想いと行動が社会を変え、未来を明るいものへ変えていきます！どうぞ御支援・御協力の程宜しくお願い致します。

プロフィール

　ハイサイ。グスーヨー　チューウガナビラ。私は、沖縄の子どもと家族・支援者の未来を明るくする会（OCFS）代表の森田 修平と申します。普段は沖縄県職員として勤務しておりますが、児童虐待防止に熱い想いを持った有志（児童福祉司、養護教諭ほか）と共に、児童虐待を沖縄から本気で無くしたい！と2017年に業務の傍らで当団体を立ち上げました。縦割り支援から『のりしろ型支援』を確立するため、多職種との垣根を超えた勉強会や児童虐待防止啓発イベントなどを業務外で継続的に開催しています。業務外かつ手弁当でやってきましたが、今回は県内全域で開催して、みんなが笑顔になれるイベントにしたいとクラウドファンディングに挑戦しました！沖縄の子ども達一人ひとりの笑顔のためにぜひ！御支援・御協力の程宜しくお願い致します！！！

団体：沖縄の子どもと家族・支援者の未来を明るくする会（OCFS）

代表：森田 修平

【これまでの活動】

①沖縄県本島内のみならず、離島（宮古島、石垣島）でも職種を超えた勉強会を開催

②福祉×教育合同バスツアー　In県内児童福祉施設

③H29～継続中の勉強会（テーマは様々！）

④地域円卓会議の開催（～地域課題（児童虐待防止）を自分事として考えてもらうため～）

⑤スマイル祭り（児童館×OCFS）

その他にも様々な勉強会や医療・保育での児童虐待防止研修、地元新聞紙でのエッセイ「落ち穂」執筆など