はじめに

ページを開いてくださりありがとうございます！

こちらは、西アフリカ・セネガルで製作したユニバーサルファッションのお洋服を障がい者支援を行なっている団体へ寄付していくためのクラウドファンディングです！

「手足が不自由だから着られる洋服の選択肢が狭くて困っている…」

「大好きな祖父母に洋服をプレゼントしたいけど、デザイン性と機能性を兼ね備えた洋服が少ない」

「まだ若いのに障がいがあるからオシャレが満足にできない。介護服って地味だから着たくない…」

こちらのメッセージは全て、私がブランドを立ち上げる前に頂いたものです。

ファッションは自分を表現するための手段であり、誰もが楽しめるものでなくてはなりません。

オシャレの障壁をなくしたい。

そのために私たちは、カラフルで明るいアフリカ布の洋服を通してユニバーサルファッションの知名度を上げ、「オシャレって楽しい！」と思って頂けるように障がい者の方へご提供するため、洋服の製作費40万円を募ります！

届けたい方へ洋服を届けたい

「Mais moi,」（メモア）は「体型や障がいの有無に関係なく誰もが楽しめるユニバーサルファッション」を広めることを目的に設立したブランドです。

しかし、一番届けたいと思っている体型や障がいのある方々に認知されていないのが現状です。

実際、当ブランドのお客さまのほとんどが健常者の方々で、服の着脱に悩みのある方など障がいを理由に洋服選びに苦労されている方に手に取って頂くことはほとんどありません。

今回の企画を機に、障害のある方々にアフリカ布の魅力を通してより一層オシャレを楽しんで頂きたいです！

製作予定のユニバーサルファッション3種類

＜ユニセックスシャツ　-繋- ＞

男性も女性も着用いただけるユニセックスのシャツです。

肩が上がりにくい方にも着用いただけるように前開きにし、伸縮性のあるニット素材でアームホールを広めに設計します。

見た目は普通のシャツと変わりないですが、正面から見えるボタンは装飾であり、実際はマジックテープで前を留められるようにします。

そうすることによって握力の弱い方や指が動かしにくい方もお一人で着脱いただけます。

老人ホームや障がい者支援施設は冷房が効いていることも多く、また夏場も外出先で体温調節を可能にするために袖はスナップボタンで取り外しができます。

アフリカ布を正面と取り外し部分のワンポイントに付け加えることでメリハリのあるデザインとなっております。

性別はもちろん、年代問わず着ていただけるデザインにしたことから「世代を”繋ぎ”、人々の想いを”繋ぐ”洋服になってほしい」という想いを込めて「繋-TSUNAGU-」と名付けました。

＜巻きスカート　-純- ＞

車椅子ユーザーの方や介護が必要な方にもスナップボタンで簡単に着用できる巻きスカートです。

巻きスカートにすることで、足に障がいがありズボンの着脱に苦労した経験がある方でも、ぐるっと巻けば着用できるので、着用時の転倒の心配がございません。

スナップボタンで何段階かサイズを調整でき、後ろにゴムを使用するのでさまざまな体型の方にもお楽しみいただけます。

メインで使用する素材はストレッチが効くもので、男性にもスカートを楽しんで頂くために使いやすい黒か紺の濃い色味のものを使用します。

プリーツ部分にアフリカ布をほどこすことで人目を引くデザインになっております。

こちらのスカートは男性も女性も関係なく「”純粋”に自分らしくオシャレを楽しんでほしい」という想いを込めて「純-JUN-」と名付けました。

＜カシュクールティアードワンピース　-歩- ＞

最後にカシュクールティアードワンピースをご紹介します。

頭から被り、袖を通すだけでコーディネートが完成する手軽さがワンピースの最大の利点です。

カシュクールにすることで関節が動きにくくなっている方でも少し腕を上げるだけで着用の負担を軽減することができます。

また、2段のティアードにすることで妊娠中の方も圧迫感なく着用いただけます。

ストレッチ素材をふんだんに使用し、袖と裾にアフリカ布をさりげなく付けることで、アフリカ布に馴染みのない方でも抵抗なく着用いただけるデザインとなっております。

こちらのワンピースを着て「新しい自分と出会い、日々”歩く一歩”を軽くし、より充実した日々を送ってほしい」という想いを込めて「歩-AYUMU-」と名付けました。

まだまだ低いユニバーサルファッションの知名度

ユニバーサルファッションとは「体型や障がいの有無に関係なくすべての人がオシャレを楽しめるようにする取り組み」のことです。

私がユニバーサルファッションを知るきっかけとなったのは母でした。

母は多発性硬化症という国指定難病を患ったことで右半身に障がいを残しました。

私は幼い頃からリハビリを頑張る母を見てきましたが、中でも苦労したのが洋服の着脱。

腕が上がらないので伸縮性のある素材で、且つ前開きのブラウスしか着ることができませんでした。

またバランスを崩すと危ないのでズボンを履く時は介護の手が必要で、リハビリなど運動をする時以外履く事ができませんでした。

日本には、身体障がい者の方は436万人もいると言われています。（内閣府調べ）

このことから、母と同じように洋服選びに苦労している方が他にも多くいるという事だと気づきました。

ファッションは自分を表現する大事なツール。

それにも関わらず「体型や障がいの有無に関係なく誰もがファッションを楽しめるようにする取り組み」であるユニバーサルファッションが浸透していないのが現状です。

アフリカ布でユニバーサルファッションを製作する理由

私は5年前にセネガルへ渡航し、人生が変わりました。

私が滞在していた首都ダカールでは給料の半分以上を洋服代に使うほどオシャレにこだわる人が大勢います。

日本では馴染みのない、カラフルで独特な柄のアフリカ布の洋服に身を包んだ、背筋のシャキッと伸びた女性たち。

「これが私のファッションよ！」と堂々と歩いている姿を見て衝撃を受けました。

「他人となるべく同じような服を着て、浮かないようにしよう…」

そんな風に、人の目を気にしてオシャレを楽しめなかった私は、アフリカ布の洋服に触れて気持ちが明るくなり、ファッションを通して自分の新たな一面に出会うことができたのです。

私のように心からファッションを楽しめない人にこそ、アフリカ布を知ってもらいたい！

このようにして、私はアフリカ布でユニバーサルファッションを製作しようと決意しました。

ファッション＝自分が楽しむもの、自分らしさを表現するもの。

おしゃれを楽しむセネガルの女性たちを見て、このような考えを持つことができました。

私のファッション観を変えてくれたセネガルで、体型も障がいの有無も関係なく誰もが楽しめるユニバーサルファッションの洋服を製作。そして、アパレルブランド「Mais moi,」（メモア）を立ち上げました。

Mais moi,(メモア)の誕生

Mais moi,（メモア）は「でも私は、」を意味するフランス語です。

今置かれている環境に左右されず、誰もが自分の意見を堂々と言える世界にしたいと思い、この名前を付けました。

「太っているから…障がいがあるから…」とこれまでオシャレを諦めてきた人にオシャレの楽しさを広めるため、体型や障がいの有無に関係なく誰でも楽しめるユニバーサルファッションを色鮮やかなアフリカ布で製作したい！

そう思い立ち、以前の渡航でファッション観を変えてくれたセネガルへ再び渡航することを決意。

すぐに現地で製作する洋服のデザインを考えました。

手足に障がいのある方にとってどのような服が着やすいだろうか。

体型が大きい方は何に気をつけて洋服を選んでいるのだろうか。

障がい者の方、プラスサイズの方にヒアリングをし、考えたデザイン案を持って2022年10月セネガルへ渡航。

1ヶ月間の滞在中に3つの工房とやりとりをし、計130着の洋服を製作しました。

現地セネガルのテイラーも当ブランドのコンセプトを理解し、日本人に向けたユニバーサルファッションを製作する意図を汲み取ってくれている心強い仲間たちです。

そして、日本に帰国してすぐECサイトを開設し、Mais moi,（メモア）を立ち上げました。

前回の渡航のようすはこちらの動画をご覧ください！

→　https://youtu.be/wzquwHOwIc0

2022年

11月3日帰国

11月12日-13日：メモア単独POP UPイベント

12月10日：目黒街頭クリスマス「エシカルファッションショー」にてファッションショーデビュー

2023年

1月7日-8日：オンラインイベント「African Weekends」にて登壇

1月10日：アフリカに挑戦する若手日本人のためのコミュニティー「＃A」にてピッチコンテスト予選通過

1月17日：「＃A」にて登壇

中でも人気の高いMais moi,（メモア）のアイテムを紹介します！

こちらのアイテムもリターンでお選びいただけます！

もっと詳しく商品を見たい方はぜひオンラインショップをご覧ください！

→ オンラインショップはこちら！

支援の使い道

頂いた御支援金でアフリカ布のユニバーサルファッションを製作し、完成した洋服を障がい者支援団体へ寄付させて頂きます！

＜目標金額＞

合計：40万

インターンの井田がセネガルの首都ダカールで3ヶ月滞在し、現地テイラーと100着製作するため、40万必要です！

＜目標金額の内訳＞

洋服製作にかかる費用：合計257,600円

●ファティマ（Fatima）：製作予定日3月27日〜4月10日、4月12日〜5月8日

担当するもの：巻きスカート（かかる費用約59,600円/20着）

布代：1着あたり2m必要

（ストレッチ素材1mあたり約500円、アフリカ布2種類購入/1mあたり約200円）

2種類をミドルサイズ（M~LLサイズ対応）・ラージサイズ（3L~4Lサイズ対応）の2サイズ製作し、

5着ずつ製作した場合、ストレッチ素材約20,000円+アフリカ布2種3,600円で合計約23,600円必要

仕立て代：1着あたり約1,800円のお支払い

2種類を2サイズ5着ずつ製作した場合約36,000円必要

●ウズ（Ouz）：製作予定日4月12日〜4月28日

担当するもの：ユニセックスシャツ（かかる費用約102,400円/20着）

布代：1着あたり2m必要

（ニット素材1mあたり約700円、ワンポイントとしてアフリカ布3種類購入/1mあたり約200円）

2種類をM〜4Lサイズまで4着ずつ製作した場合、

ニット素材約28,000円+アフリカ布2種2,400円で合計約30,400円必要

仕立て代：1着あたり約1,800円のお支払い

2種類をM〜4Lサイズまで4着ずつ製作した場合約72,000円必要

●マリック（Malick）

担当するもの：ワンピース（かかる費用約95,600円/20着）

布代：1着あたり2~2.5m必要

（ストレッチ素材1mあたり約500円、アフリカ布2種類購入/1mあたり約200円）

2種類をM〜4Lサイズまで4着ずつ製作した場合、

ストレッチ素材約20,000円+アフリカ布2種3,600円で合計約23,600円必要

仕立て代：1着あたり約1,800円のお支払い

2種類をM〜4Lサイズまで4着ずつ製作した場合約72,000円必要

（その他）

・インターン生現地移動費約4万：（宿〜工房、もしくは市場まで片道550円、往復1,100円/週3×3ヶ月）

・セネガルから日本への輸送費：10万円（洋服の重さ：およそ50kg、10kgあたり2万円で発送）

製作とその後の流れ

現在、11名のブランドアンバサダーとインターン生と洋服の製作に取りかかっています。

ブランドアンバサダーは妊娠や出産を経験した方や、洋裁経験者、エシカルファッションの業界で活躍されている方などさまざまなバックグラウンドを持った方々が、

「アフリカ布を通してユニバーサルファッション界を盛り上げたい！」

「身長や体型、障がいの有無に関係なく着られる洋服を作りたい！」

と”想い”を込めてデザインを考案してくださいました。

完成後は千葉・東京で障がい者支援を行なっている3団体へ寄付、その際にお披露目会イベントを開催させて頂きます。

（そのようすを撮影し、編集後支援者さまへ送らせて頂きます！）

デザイン相談会のようす

デザイン決定会議のようす

すべての人に洋服の選択肢を広げたい！

あなたは体型や怪我、病気を理由にオシャレを諦めた経験はありますか？

もし何かを理由に自分の好きなオシャレができなかった時、あなたはどのような気持ちになるでしょうか？

ユニバーサルファッションの知名度が低いままだと、体型や障がいを理由にオシャレを諦め、自分らしさを表現できる人が増えません。

そのため、Mais moi,（メモア）はアフリカ布を通して、より多くの方にユニバーサルファッションを知って頂くために活動しています。

洋服の選択肢が増えることは、つまり自分らしさを表現する方法が増えることです。

着る人の気持ちを明るく照らしてくれるアフリカ布でユニバーサルファッションを製作したら、これまで新しいファッションに挑戦したくてもできなかった方にも選択肢が増え、より多くの方が自信がつき一歩踏み出す人が増えるはずです。

ぜひ、ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします！

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