フィリピンの子供

フィリピンの子供たちのために小学校を創りたい!

学生NGO ALPHA

  • 支援総額

    ¥10,000

    目標金額 ¥200,000

    5.00%
  • 支援者数

    1

  • 残り

    0

ご挨拶

こんにちは!学生NGO ALPHA渉外班所属、東京外国語大学3年 渕山基と申します。この度は、私たちのプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

私たちは、東京の吉祥寺を拠点にフィリピンの教育支援を行っている学生NGOです。2023年の8月12日から2週間、私たちが実際にフィリピンに渡航し、パナイ島イロイロ州にあるラノットという村の小学校で1つの教室を建設する予定です。

私たちの活動が一人でも多くの子供の役に立ち、子供たちが十分な教育を受けることができる環境づくりをすることがALPHAの目標です。

この目標を達成するために、私たちは春と夏の年に2回、フィリピンで小学校の教室建設やオリジナルのワークショップ授業を行っております。日本国内では、週に1度ミーティングを行いフィリピンでの活動の準備をしているほか、地域の行事への参加でフィリピンの不十分な教育環境の現状を知ってもらうための活動をしています。また、これらの活動を通してフィリピンの文化や生活に興味を持ってもらうことも目指しています。

2020年春より、新型コロナウイルス感染症が国内、フィリピンともに拡大してしまっていたため、渡航できておらず、物資支援やワークショップを行っていくことによって活動を続けてまいりました。

新型コロナウイルス感染症が落ち着いたこともあり、2022年の夏におよそ2年振りとなる渡航、活動を行うことができ、建設途中であった教室を含めて2教室を完成させることができました。また2023年春にも渡航し、1教室を完成させてまいりました。

前回2回の教室建設活動に必要だった資金の大半は街頭募金によるご協力で集めることができました。ご協力いただいた方々、ありがとうございました。

コロナの影響による現地での活動の中断以前は、今回と同じようにクラウドファンディングによって皆さまからご協力を頂いていたのですが、久しぶりとなる渡航であったことなどから思うように準備ができなかったことなどを理由にこうしたプロジェクトを立ち上げることができませんでした。現在は在籍メンバーの中に渡航経験者が増えるなど活動に幅や余裕が生まれたことにより、こうした形で私たちの活動を発信したり、プロジェクトを立ち上げることが可能となりました。今回のクラウドファンディングは、2023年夏に同じように私たち自身が現地へ渡航して教室建設活動を行う際に必要となる資材を購入するためのプロジェクトとなっております。皆さまのご協力、よろしくお願いいたします!

 

フィリピンの深刻な教育環境について

では、私達ALPHAはなぜ教育支援を軸に活動しているのでしょうか。これをお伝えする前にまず、フィリピンの教育の現状について、皆さんに知っていただければと思います。

フィリピンでは、3T不足問題が深刻です。3T不足とは、教師(Teacher)、教科書(Textbook)、教室(Teaching room)の数が足りていない状態のことを指します。これは主に人口増加により生徒の数が増加したことや財政難が原因となっています。公立小学校を例に挙げると、先生1人に対する生徒数が50人という状況にあります。日本では先生1人に対する生徒数が16人であるといことと比較すると、その深刻さが分かるかと思います。また実際に私が訪れた小学校では、1つの教科書を複数人で使っている状況を度々見かけました。現地の先生によると、不足した教材を手作りで補うこともあり、それは先生の私費で行われているとのことでした。

教室についても、フィリピン教育省の発表によると40,000室が不足している状況にあり、図書室やなどをフルに活用しているものの、それでもまだ足りず野外授業を行っているといいます。現在支援している小学校では少なくともあと3教室、映像授業など教育手段の拡充のためには更に教室が必要であり、建物の老朽化も進んでいるとのことでした。そうした環境で授業を受けたり場所を変えて授業を行ったりするなどを余儀なくされている現状です。いずれも、日本で教育を受けてきた私たちには考えられないものでしょう。

私たち学生の力は微々たるものですが、それでもフィリピンの子供たちのために何をするべきなのか、フィリピンの教育環境という非常に大きなテーマに対してどのように向き合っていけばよいのか。ALPHAでは、メンバー全員がこのような事を本気で考え、お互いの意見を聞きあい、議論を交わし、切磋琢磨しております。

ここで示した情報は、私たちが現地に渡航した際に得た情報や以下の記事を参考にしましたので、もし興味がございましたらご覧ください。

 

フィリピン、2年半ぶり対面授業再開 公立校で教室不足が深刻化

 

フィリピンの小学校は教員不足。先生ひとりに生徒が50名!

私たちのこれまでの活動について

学生自らの手による小学校の建設活動

私たちALPHAは2009年から今年までに19の教室を建設してまいりました。

ALPHAメンバーが実際にフィリピンへ行き学生自らの手で建設作業を行います。

専門的な技術が必要な作業(屋根の組み立て、水平かどうかの調査等)に関しては現地の大工さんと協力して、小学校を建設します。

ALPHAメンバーは砂袋運びやセメント作り、壁の塗装などの作業を行います。

 

具体的な作業の内容

1.ディギング(Digging)

教室の土台となる鉄骨を入れるために、溝を掘っていく作業

 

2.ダンピング(Dumping)

木の道具で教室の中のでこぼこになっている地面を叩いていき、平らにしていく作業

 

 

3.ミキシング(Mixing)

水とセメントのもととなる粉を混ぜてセメントを作る作業。作られたセメントは、教室内の床や壁に使われます

 

4.レベリング(Leveling)

教室の周りにある土を掘って地面の高さを調節していく作業

 

5.シフティング

土を細かい網でふるいにかけ、石を取り除いて砂を作る作業

細かい砂は床や壁に塗るセメントに使われます

 

カンカン照りの太陽の下、強い日差しの下で行う作業はとても大変なものですが、村の方々の協力や子どもたちのキラキラした目と笑顔、自分たちが実際に建設した小学校で実際に勉強している子どもたちを見るととても励みになります。

↓子どもたちも放課後などに手伝ってくれます

 

↓建設過程

 

↓角度は違いますが、完成した教室の様子です。

先生や大工さんが必要に応じて色を塗ったり、飾りつけをしてくれます。

 

 

小学生に向けたオリジナルのワークショップ授業 

 

私たちALPHAは、これまで渡航時に建設を行っている小学校で現地のニーズに合わせた授業を行ってきました。しかし、コロナ禍で渡航ができなくなってしまった現在は、授業の実施をオンラインで行っています。オンラインでのワークショップ授業では、子供たちが受身にならず積極的に授業に参加し楽しんでもらえるよう、映像やアニメーションを使用したりなど様々な工夫をしています。

 

2023年春の渡航時の授業

低学年 世界のスポーツ(長縄、ドッジボール)

 

中学年 世界の気候

 

高学年 食事と栄養

MTGやコロナ禍での活動

私たちALPHAは、毎週金曜日に3時間ほど、吉祥寺のコミュニティセンターなどを利用し、対面でのMTGを行っています。そこではメンバー同士の交流を図るアイスブレイクや渡航の準備、メンバー全員で一つのトピックに対して意見を出し合う全体議題など、有意義な時間を過ごしています。最近のMTGでは、『ボランティアとは何か』という議題について話し合い、自分たちが活動する意義や活動内容について見つめ直しました。

現在はコロナ禍以前と同じような活動ができているのですが、やはりコロナ禍では一番の目的である現地への渡航ができないなど、不自由を強いられました。当時はMTGをzoomを使った形式で行い、教室建設ではなく物資支援を中心とした活動を行い、現地への支援を継続してきました。具体的には文房具やプリンターなど、現地の需要に応じて、自分たちに可能な支援をしてきました。

 

ご支援いただいたお金の用途

私たちは今まで街頭募金や地域のお祭りなどにより建設費用を集めてきました。小学校教室を建設するに当たり、実際に必要なお金はフィリピンの通貨で35万ペソ、換金する際のレートにもよりますが、日本円にして約85万円の費用が必要となります。

私たちはクラウドファンディング以外に街頭募金でのご協力や助成金などを通して活動資金を集めており、今年の夏の渡航に際してあと20万円ほど必要な状況です。

クラウドファンディング、街頭募金などの活動によって得られた建設費用の合計が85万円を超えた場合には、翌年度にお金を持ち越して、いずれにせよ、全額フィリピンでの小学校建設費用と、クラウドファンディングのための手数料にのみに充てさせていただきます。ほかの用途に使用されることは絶対にございません。

私たちは小学校建設費用の約85万円が集まらなかった場合でも、フィリピンに渡航し、小学校建設を行うことになります。実際に約85万円全額集まらなかった場合は、その分の金額をALPHAのメンバーで割って自己負担をしている状況です。当然自分たちの意思で行なっている活動なので、航空券と滞在費は自己負担です。

これからも私たちがフィリピンへの教育支援活動を続けていくことができるようにするために、皆様からのご協力をいただきたいです。

ご支援のほど、よろしくお願いします!!

学生NGO ALPHAのサイト一覧

WEBサイト:https://alphakoho.wixsite.com/website-1

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リターンを選ぶ

¥1,000

【とにかく応援コース】
 
◆お礼メッセージ、報告書
 
◆上記二点をメールにて送信させて頂きます。報告書では私たちの海外での活動の他に、国内での活動などを報告させて頂きます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

¥3,000

【ムービーコース】
 
◆お礼メッセージ、報告書、ムービー 
  
◆1000円のご支援のリターンに加え、私たちのフィリピンでの活動ムービーを送信させて頂きます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

¥5,000

残り 15人

【サンクスカード・団体シールコース】
 
◆お礼メッセージ、報告書、ムービー、サンクスカード、団体シール二種
 
◆3000円のご支援のリターンに加え、現地の子どもに書いてもらったサンクスカード、イベント出展時などに販売しているALPHAオリジナルシールを二種類郵送させて頂きます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

¥10,000

残り 9人

【フェアトレード製品コース】

◆お礼メッセージ、報告書、ムービー、サンクスカード、団体シール二種、LOOBグッズ(フェアトレード製品)×1

◆5000円のご支援のリターンに加え、私たちALPHAの活動をサポートしてくれているフィリピンのNGO団体のLOOBさんが作った製品を郵送させて頂きます。現地で出たごみを使って作られたリサイクル製品なので、環境にもやさしいものです。

  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年10月

¥30,000

残り 5人

【名前彫りコース】
 
◆お礼メッセージ、報告書、ムービー、サンクスカード、団体シール二種、LOOBグッズ(フェアトレード製品)×2、記念碑の名前彫り
 
◆10000円のご支援のリターンに加え、教室完成時に建設に携わったメンバーの名前を彫る記念碑にお名前を彫らせて頂きます。また、追加でLOOBグッズをもう1つ、合計2つ郵送させて頂きます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

¥50,000

残り 3人

【フォトブックコース】
リターン名をここに説明しよう
 
◆お礼メッセージ、報告書、ムービー、サンクスカード、団体シール二種、LOOBグッズ(フェアトレード製品)×3、記念碑の名前彫り、フォトブック
 
◆30000円のご支援のリターンに加え、現地の写真を集めたフォトブックを郵送させて頂きます。また、追加でLOOBグッズをもう1つ、合計3つ郵送させて頂きます。

  • 支援者0

  • お届け予定
    2023年10月

応援コメント

  1. ゆり

    ワーク成功しますように!

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