2023年2月24日
For Good STORY

【地域活性】新潟県の南魚沼に特化したクラウドファンディング、初挑戦でも成功できた鍵とは?

女将からはじめる、南魚沼を発達障害者が笑顔で活躍できる街にしたい!というプロジェクトを立ち上げた、なにわ茶屋の奥野真理香さん。
奥野さんの思いに多くの方が共感し、初挑戦ながら集まった支援金額は95万円を達成。
地域に特化したプロジェクトがクラウドファンディングで成功した秘訣、For Goodでご利用いただいた専任担当者のサポートの魅力についてお話をお伺いしました。

自分のプロジェクトに適した掲載期間に関するご相談を受け付けています。

プロジェクトデータ

■プロジェクト名
女将からはじめる、南魚沼を発達障害者が笑顔で活躍できる街にしたい!

■プロジェクトの目的
発達障害者の就労支援を目的とした研修を実施したい

■募集期間
2022年5月11日〜2022年6月1日

■達成金額
¥954,500

■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/5498

あああああああ

挑戦して気がついた、発達障がいに対しての地域の関心の高さ

Q:クラウドファンディングに挑戦された背景を教えてください

活動を推進するために、まずは私の掲げる社会課題自体や私の考えを広く知ってもらう必要がありました。

そのための手法として、共感から賛同者、仲間を増やすという趣旨であるクラウドファンディングが適当だと考えました。

Q:実際にクラウドファンディングに挑戦されて、嬉しかった出来事を教えてください

いっぱいありすぎるんですが・・

一番嬉しかったことは、自分が声をあげたことで、この社会課題が多くの人にとって、解決したいと思っている課題であることを知りました。

南魚沼においても解決しなければいけない課題なんだと、私自身強い気持ちを持つことができました。

クラウドファンディングの応援者は、ご自身が障害の当事者であるという場合だけでなく、身内や友人が苦しんでいる状況を見て、自分にも何かできるのではないか、したいと感じてくれる人達が集まりまし た。

つまり、私がファーストペンギンとして旗振りをすることによって、みんなが動きやすくなったのではないかと感じています。

地域に根付いたプロジェクトに合わせた広報活動のやり方

Q:支援を集めるにあたり、意識したことを教えてください

私のプロジェクトは、私の地元である南魚沼圏域の課題を解決することが目的だったため、不特定多数の方への発信ではなく、あくまで地元に根付いた支援を多くいただきたかったという特徴があります。

よって、私のことを日頃より応援して下さっている方や身近な方々には、直接頭を下げに行きました

私自身への信頼をおいて下さっている方への直接のお願いだったからこそ、理解、賛同が得られやすかったと思います。

Q:他にも支援を集めるためにしたこと、よかったことを教えてください

ご多忙で直接お会いができない方は、せめて直接電話したり、メールの場合も、活動の趣旨をきちんと理解して頂けるよう詳細を記載した上で、メールしました。

依頼の仕方のポイントとして一番大切なことは、その方にあった配慮のある連絡方法で行うことだと思います。

不特定多数から支援を集める場合は、InstagramやFacebookなどを活用するといいかもしれませんが、ご支援いただきたい方がある程度決まっていたので、依頼者リストを書き出し、その方に合った連絡方法で支援をお願いしました。

他には、活動の趣旨を知ってもらうことを目的として、週1回のペースでオンラインイベントを開催しました。

同時期に地元の友人もFor Goodでクラウドファンディングを実施していたので、お互いに応援しようということで、オンラインのコラボイベントも開催したことで、地元での活動への注目度は増したと思います。

LINEオープンチャットで意識をした“私らしさ”

Q:LINEオープンチャットをとても活用いただいたイメージがあります。運用時に意識されていたことはありますか?

オープンチャットに参加をした後も、興味を持ち続けて頂くために、進捗状況を頻繁にお伝えするよう心がけていました。

「障がい」に対する意識は人それぞれですが、誰にとっても身近な課題であると思ってもらえるよう、分かりやすい内容やなるべくポジティブな語りでの発信を心がけました。

発達障がいはもちろんのこと、 私自身のことも知って頂けるよう、日々の出来事などを投稿したり、参加者の個別のリアクションに対しても、その人との距離感に応じてざっくばらんに返信することで、誰もが発言しやすいアットホームな雰囲気作りができたと思います。

言葉遣いも、例えば「です・ます」を使わない、「ありがとう」じゃなくて、「あざす」って言うとか(笑)

私という人間をあけっぴろげにするような、ノリの良さですね。

これは実行者さん自身のキャラクター次第なので、「私は真面目だから丁寧な口調で投稿しよう」など、その人らしさが出ると良いかな、と思います。

 

担当者の言葉で気がついた次の大きな夢

Q:1週間後に目標金額を達成されていましたが、その後の動きはどうでしたか?

目標金額を達成できた後に、担当者の木村さん(※1)に「では、ネクストゴールを決めましょう!」って言われて。

私的には「やりきったから、もうここで終了でいいんだけどな・・」っていうのが本音でした(笑)

というのも、私の目標は、より多くお金を集めることではなく、共感者や仲間を増やすことが最も重要だったので、気持ち的には充分かなと思ったんです。

だけど、木村さんの助言で、「次の目標を設定することで、さらに大きな夢を描けるんだ」と解釈したんです。

当時はファーストゴールの背景が精一杯の夢でしたが、達成したことで、もっと次の大きい夢、つまり、 みんなにとっての更なる大きな夢を持っていいんだと思えて、ものすごくエンジンがかかりました。

私が目指すところは、町全体が充実することだったので、そこまでビジョンとして描こうと思いました。

(※1)いっしょプランの選択でご利用いただける専任の担当者です

 

いっしょプランの専任担当者について
For Goodでは専任担当者による伴走サポート「いっしょプラン」もご用意しております。
利用者の満足度調査では、満足度88%*1を達成しており、ミーティングでの相談サポート、ページ作成とリターン設計のアドバイス、支援者を集める広報戦略ミーティングを実施しています。

*1 2022年12月実行者45人に行った弊社アンケート結果
集まった金額の7%、もしくは最低金額5万円(税別)でご利用いただけます。
>>いっしょプランについて知る

 

社会問題に共感し本気でサポートをしてくれるFor Goodの良さ

Q:専任の担当者のお話が出ましたが、担当者との関係性はどうでしたか?

木村さんには、感謝しかないです。

私の取り組む社会課題の「根っこの価値観」に共感し、木村さんにとっても、解決したい課題だと本気で思って頂けていたからこそ、一緒に走り抜けることができたと思います。

ビジネスだけの関係性というよりは、「こういう風にしたらもっと理解してもらえますよね」と、この取り組みを広げるために、お互いが同じ方向を向いて動いていましたね。

パートナーとして誠実に対応してくださり、1人で頑張っているんじゃないと安心感がありました。

 

Q:そう言っていただきとても嬉しいです。For Goodの魅力を改めて教えていただきたいです

仕組みの部分でいうと、掲載手数料0円というのはやはり魅力ですね。

そして、伴走してくれる担当者が、社会課題に対して関心があることですね。

クラウドファンディングで目標を達成するために、担当者と世界観をどう共有するか、達成した後どうありたいかを、会社の組織チームのように、共有して、一緒に進めることがとても大切で、木村さんとはそれができたことがとても有難かったです。

チャレンジする方(プロジェクト実行者)は、個性も課題もそれぞれ異なると思いますので、For Goodさんの伴走は、まずはシンプルに想いに共感して、その人の強みを引き出しながら、いかに本人を熱く本気にするのかを考えてくれると思いました。

 

クラウドファンディングを検討中・挑戦中の方への応援メッセージ

Q:チャレンジする本人がいかに熱くなれるかというお話しがあったので、最後にクラウドファンディングを検討されている方や挑戦中の方に、一言アドバイスをお願いします!

クラウドファンディングという方法が、自分にとってベストなやり方なのかをしっかり考えてからチャレンジしてくださいってことですかね。

生半可な気持ちで取り組んでも、応援は集まらないと思うんです。

気軽にチャレンジしてほしいという気持ちもあるんですが、ご自身の中で心から納得しているかどうかが大切だと思います。

クラウドファンディングに挑戦中の方へは、自分が何かしらアクションを起こすことで、小さくても、必ず現実変化が起こるので、ワクワクした気持ちで、1歩を踏み出してもらいたいです。

もうスタートしちゃったから、もう自分が楽しむしかない!っていう良い意味での開き直りとか、潔さも必要だと思います。

最後に、私が常に大事にしてるのは、「自分だったらどう思うかな」と考えることです。

応援の依頼にしても、お礼にしても、「私だったらこうされたら嫌だな」とか、「私だったらこうされたら嬉し いな」っていうことを考えてみて欲しいです。

例えば、応援したのに1週間もお礼のメールが来なかったりしたら、「えっ」って私だったら思うちゃう。

だから、せめて3日以内には連絡をしようとか。 結局は自分基準になっちゃうと思いますが、大事なことだと思います。

 

まとめ
クラウドファンディングでの広報活動のやり方に正解はありません。支援をいただきたい方々に合わせた連絡方法や内容を進めていただくことが、結果的に支援を集められると思います。
支援をいただきたい方々が誰なのか?どんな人達か?はプロジェクトを立ち上げる実行者さんが一番よくわかっています。もし、クラウドファンディングのプロと相談をしながら進めたい場合は、ForGoodのいっしょプランを利用いただけます。まずは無料相談でForGoodの運営メンバーと話してみませんか?

 

自分のプロジェクトに適した掲載期間に関するご相談を受け付けています。

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