歴史の伝承

【滋賀県長浜市】開町450年の歴史を後世に語り継ぐ「秀吉像」を豊国神社に作りたい

長浜開町450年豊国神社実行委員会

  • 支援総額

    ¥10,000

    目標金額 ¥12,200,000

    0.08%
  • 支援者数

    1

  • 残り

    0

このプロジェクトについて

甲冑姿の豊臣秀吉像 享保6年(1721年)賛 名古屋市秀吉清正記念館

天正元年(1573年)、羽柴(豊臣)秀吉公が旧浅井家の領地を織田信長公より与えられ、長浜の町を開き一国一城の城主となりました。

秀吉公は長浜に城を築き、長浜を出発点として天下人にまで昇りつめた戦国三英傑の一人。戦国の日本を平定し政治、経済、文化の盛隆と発展に偉大な功績をあげられました。

長浜開町450年 ロゴ

令和5年(2023年)は、長浜開町450年という節目の年にあたります。秀吉公と長浜の町の軌跡を後世に語り継ぐためには何ができるのか。

私たちがたどり着いたのが、今後の長浜のシンボルとなる「秀吉公像」を作ることでした。

秀吉公を祀る神社「豊国神社」

豊国神社 外観

はじめまして。長浜開町450年豊国神社実行委員会です。豊国神社は、豊臣秀吉公や恵比須神、加藤清正、木村重成を御祭神としてお祀りする神社として創建され、滋賀県長浜市に鎮座しております。

毎年1月に開催する「十日戎」をはじめとして、多くの方にご参拝いただき、“豊国(ほうこく)さん”と親しみを込めて呼ばれている神社です。

豊国神社十日戎の夜景
豊国神社十日戎の餅まき
豊国神社の参拝者の様子
豊国神社鳥居神額(扁額)蜂須賀茂韶氏揮毫

秀吉公 最初の城下町「長浜」

滋賀県長浜市と豊臣秀吉には深い関わりがあります。天正元年に織田信長に命じられ、旧浅井家の領地であった長浜を治めることから始まりました。

秀吉は長浜城を築城し、一国一城の主に。その後、織田信長が自害し、天下人に近づいていく秀吉でしたが、長浜との関わりは少しずつ深くなっていきます。賤ヶ岳合戦では長浜町人に対し、米や大豆を木之本へ運ぶよう命令。合戦に勝利した秀吉は、長浜町人に褒美を与えたとの話もあります。

色々威二枚胴具足 桃山時代 名古屋市秀吉清正記念館

また、徳川家康との戦いであった小牧・長久手合戦では、鍬や鋤、食糧を届けるよう長浜町人に命じています。家臣や寺社ではなく、一都市へ人夫役を課したりすることは他に例がなく、長浜だけ。それほど秀吉と長浜は特別な関係であったと言えるでしょう。

秀吉は長浜に対し、さまざまな政策を打ち出していますが、これはその後、全国政権になる上での試作場所であったと考えられます。天下統一まで成し遂げた秀吉が、長浜を政策の試作場所としていたことを考えると、近世の日本にとって長浜はモデルとなった場所であると言えます。

「秀吉の政策の形=長浜モデルの地」として、長浜は秀吉にとって特別な地でした。

豊公まつり武者行列

今の長浜に足りないもの

秀吉にとって特別な地ではあるものの、秀吉の顕彰については今の長浜に課題があります。それは、これまで長浜城下町内に秀吉像がなかったこと。

豊公園の天主台跡には衣冠束帯姿の秀吉像、駅前には三成との逸話「三献の茶」像がありますが、前者は関白になってからの姿、後者は、どちらかというと三成顕彰像です。

長浜駅前にある「三献の茶」像
長浜駅前にある「三献の茶」像についての解説

長浜には、長浜城主時代を彷彿とさせる秀吉像は、これまでなかったということになります。そこで、町を造った恩人・秀吉を顕彰する像が、秀吉を神として祀る豊国神社にあってしかるべきだと考えました。

また、豊国神社に訪れた人からは「加藤清正さんには会えるのに秀吉さんには会えない」とよく言われます。このままでは秀吉の偉業を後世に語り継げるものがないと危機感を覚え、今後の長浜のシンボルとなる秀吉像を作ることにしました。

秀吉像について

450年の時を経て、秀吉のDNAは長浜の町に「賑わい」や「豊かさ」をもたらしました。それは、プライドのような未来永劫へ継承するべき意気のようなモノ。その人物像からは「異才」「戦略家」「カリスマ」などの言葉が連想されます。

像は長浜を治めた37歳の頃をイメージした甲冑姿の坐像(高さ1.2メートル)です。当時の比較的若い姿の肖像画は残っていないため、東大阪大学短期大学部・平田敦司教授が名古屋市秀吉清正記念館の肖像画(享保6年作)や秀吉遺品とされる甲冑を参考に原型を作りました。

そんな若い血気盛んで、機運と叡智を蓄えた秀吉公を豊国神社に像として甦らせようと思います。

秀吉公坐像原形制作中
秀吉公坐像原形制作中
秀吉公坐像原形制作中

現代、世界情勢を鑑みると、「平和」という言葉の重さが際立ちます。また、450年の日本の歴史を振り返っても「平和」の意義は重いと思います。秀吉が想い描いた惣無事は、今この時代にも存在する共通の想いなのかもしれません。

遠くを見据える秀吉公像の視線に見える情景は、私達も共有できる未来像なのです。

秀吉像をきっかけに、滋賀県や長浜市に来てほしい

大阪や兵庫、愛知でも秀吉像を見られますが、関白のお姿を模したものばかり。つまり、血気盛んで若い秀吉像を見られるのは、滋賀県長浜市の豊国神社だけということになります。

秀吉ファンや歴史好きの方だけでなく、観光のお客様にも秀吉像をご覧いただけるようにしたいと思います。

豊国神社の様子

観光客や参拝客が増えれば、町での活動も増え、長浜全体の盛り上がりに繋がります。「長浜と言えば秀吉像」を浸透させ、長浜や滋賀の町起こしになるように。

秀吉像を通して長浜を知るきっかけにしてもらいたいです。

そんな像の建立に皆さまのお力をお貸しください。

資金の使い道

ご支援いただいた資金は、以下の費用に充てさせていただきます。

豊国神社長浜開町450年記念事業費:12,200,000円
 ・秀吉坐像製作費:8,500,000円
 ・加藤清正公像、神馬補修工事:1,200,000円
 ・記念石碑:1,000,000円
 ・諸経費:1,500,000円

加藤清正公像

今後のスケジュール

9月20日:プロジェクト開始
10月7日:長浜開町450年祭、秀吉坐像除幕式・祝賀パーティー
11月30日:プロジェクト終了
12月〜:リターン発送開始

応援コメント

小和田哲男様

静岡大学名誉教授 文学博士

長浜の町中には秀吉像が欲しかった。
 
長浜ほど、秀吉ゆかりの町はないと思っている。私は長浜城歴史博物館の準備段階から、同館の建設・整備に関わっており、年に少なくとも2回は、この町を訪れる。

博物館では、秀吉やその家臣、姫たちに関する特別展や企画展が、頻繁に企画されるし、1996年の秀吉博以来、4回もの大河ドラマ博覧会が開催され、秀吉周辺の人々にスポットを当てて来た。また、秀吉ゆかりの石碑・石柱建立事業にも関わった。

その中で、長浜の町中に秀吉の銅像がないのは、寂しいというか、不思議なことだと感じていた。今年は秀吉が長浜城下町を開いて450年の節目の年だと聞く。是非、町中に秀吉像を建立し、その事績を多くの市民、観光客に知ってもらいたいものだと思う。

 

浅見宣義様

長浜市長

長浜開町450年を記念する年に、秀吉公の顕彰像創設プロジェクトが、実行委員長をはじめとする多くの方々のご尽力により、取り組まれておりますこと、大変うれしく思っております。

本プロジェクトは、秀吉公によって築かれたこのまちの誇りを再確認し、シビックプライド(まちへの「誇り」をもって、まちのために自ら関わる気持ち)を醸成する非常に意義深い取り組みであります。

多くの方々からお志をお寄せいただくとともに、さらなる秀吉公顕彰の輪が広がりますことを心よりご祈念申しあげます。

 

山口勝平様

長浜市 声の観光大使

応援イラストをいただきました

 

太田浩司様

淡海歴史文化研究所 所長、長浜市長浜城歴史博物館 元館長 

羽柴秀吉が天正元年(1573)から造営した長浜の城下町。それは、現存する限りでは、日本最古の近世城下町である。一方で、長浜城主だった秀吉が天下取りに成功し、この長浜型の碁盤目状の整然とした城下町を、日本全国に広めていったとも言える。

その長浜城下町に秀吉の銅像がないというのは、驚きを越えて、落胆の思いにしか至らない。

開町450年を迎えた今年、長浜で秀吉信仰を支えてきた豊国(ほうこく)神社に秀吉像を造るという事業が動いている。これほど、開町450年に相応(ふさわ)しい事業はないのではないか?

この秀吉像は、長浜を訪れる皆さんが必ず訪れる場所にしたい。そして、長浜の人々にとっては、戦国時代から続く自治と団結を再確認する場所であって欲しい。

日本の歴史に大きな足跡を残した「長浜と秀吉」の歴史と、秀吉の天下取りの偉業を、日本中に広めるため、このプロジェクトへの多くの方々の参画を期待したい。

さいごに

何百年先の未来まで秀吉像を残し、長浜の歴史や文化を繋いでいきたいと考えています。歴史を創造する一員にご参加いただき、一緒に新しい歴史のページを開いていきましょう。

実行者情報

長浜開町450年豊国神社実行委員会
〒526-0058
滋賀県長浜市南呉服町6-37 豊国神社内
0749-50-4796

https://houkokujinja.com/

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¥10,000

◆1口10,000円(1口分)
礼状、特別祈祷礼、奉賛記念品(記念品ひょうたん)

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礼状、特別祈祷礼、奉賛記念品(記念品ひょうたん、記念トートバック)、記念碑に奉名を刻みます。

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◆1口100,000円(1口分)
礼状、特別祈祷礼、奉賛記念品(記念品ひょうたん、記念トートバック)、記念碑に奉名を刻みます。また、10月7日に開催する長浜開町450年祭・秀吉公座除幕式・祝賀パーティー招待。
 
※9月30日までにリターンを選択された方限定

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◆1口100,000円(2口分)
礼状、特別祈祷礼、奉賛記念品(記念品ひょうたん、記念トートバック)、記念碑に奉名を刻みます。また、10月7日に開催する長浜開町450年祭・秀吉公座除幕式・祝賀パーティー招待。
 
※9月30日までにリターンを選択された方限定

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¥300,000

◆1口100,000円(2口分)
礼状、特別祈祷礼、奉賛記念品(記念品ひょうたん、記念トートバック、記念塗盆)、記念碑に奉名を刻みます。また、10月7日に開催する長浜開町450年祭・秀吉公座除幕式・祝賀パーティー招待。
 
※9月30日までにリターンを選択された方限定

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