はじめに

はじめまして！暮らしの目からウロコのなかあづさとツタキユカです。

私たちは、エコ・エシカル・サステナブルをキーワードにしたオンラインコミュニティの運営やイベントの企画をしています。

「環境問題や社会問題についてなにか取り組みたいけど、何から始めて良いかわからない…」

「エコ・エシカル・サステナブルなアクションに取り組んでいるけど、孤独感がある」

暮らしの目からウロコはそんな気持ちの方々をオンラインコミュニティ（ウロコミュニティと呼んでいます）でつなぎ、「楽しい」「面白い」という気持ちで環境問題や社会問題について学び、アクションを始められる場作りをしています。

これまで、ウロコミュニティは会員制で2期運営し、オンラインの特性を活かして北海道から九州まで、全国の仲間と一緒に環境問題・社会問題をテーマに交流を続けてきました。

オンラインイベントでは海洋プラスチック問題、フードロス、畜産と環境問題など多岐にわたるテーマでゲスト講師をお招きし、アットホームな雰囲気で楽しく学ぶ場を提供しています。

このような内容で1年半ほど活動を続けてきましたが、その中で改めて強く感じることがありました。

そんな思いから、3期目になるウロコミュニティは形を変えてより多くの人に関わっていただけるコミュニティとすることにしました！

ウロコミュニティ第3期の概要

①オンラインコミュニティの無料開放

第3期ではコミュニティへの入会は無料とし、Facebookグループを活用して広く自由に会員同士で交流できる場になります！

②年3回のオンラインイベント

2023年内に3回のオンラインイベントの開催を予定しています。
ゲスト講師をお招きして楽しく深く、学ぶ場を企画中！
第1回のイベントでは「フェアトレード」がテーマです。

今回のクラウドファンディングは、②に記載した「フェアトレード」をテーマとしたオンラインイベントの開催に関わる内容です。

なぜフェアトレードをテーマにしようと思ったのか、具体的にどんなイベントを開催するのかをお話しします。

上辺じゃない、リアルなSDGsを知りたい

「SDGs」という言葉が当たり前のように使われるようになった昨今。
問題の本質や具体的な解決策についてはぼんやりとしているという人が多いのではないでしょうか。

かくいう私たちもその一人。
たくさんの問題をひとくくりにしてなんとなく受け止めるのではなく、そのひとつひとつをじっくりと学び、自分にできることを見つけたいと思っています。

今回、私たちが着目したのは「フェアトレード」です。

皆さんは、フェアトレードと聞いてどんなイメージを持ちますか？

「なんとなく良いことをしている気がする」

「発展途上国の人たちのためになる」

「どうせ買うなら、誰も不幸にならない買い物をしたい」

もちろん解像度は人それぞれですが、

・そもそもどうしてフェアトレードとする必要があるのか（なぜこれまでフェアトレードでなかったのか）

・フェアトレードをすることで具体的にどの国のどんな人たちにどういった影響があるのか

イメージを膨らませることができるでしょうか。

「フェアトレード」という単語は広く知られていますが、その内情や実際に関わっている人たちについてはまだまだ知られていないことが多いと感じています。

今回ウロコミュニティではただ物を買うフェアトレードではなく、もっと深く知ることのできるオンラインイベントを開催します！

私たちがオンラインにこだわる理由

クラウドファンディングでオンラインイベントの開催というのはあまり例がないように思います。オンラインイベントはリアルのイベントに比べて場所代等の経費が必要ない分、開催のハードルが低いからです。

コロナ禍で「リアルの代わり」として注目を集めたオンラインイベントですが、オンラインでしかできないことがあります。

それは、住んでいる場所に関係なく、学びたいと思っているすべての人にご参加頂けることです。

実際に、これまで私たちが開催してきたオンラインイベントには日本各地にとどまらず、海外からご参加いただいたこともあります。

「エコ・エシカルなアクションを続ける孤独感」を解消するためには、住まいに関係なく同じ思いの人たちとつながることがとても大切と私たちは考えています。

楽しく、ちゃんと学べる場づくり

私たちが作るイベントは、ゲストや司会が一方的に喋る場ではなく、質疑応答の場を長く設けています。

そして、ゲストと参加者だけでなく、参加者同士のコミュニケーションも大切にした「学びたいことをちゃんと学べる場づくり」を心がけています。

「ちゃんと学ぶ」とは、ただ話を聞いて終わるのではなく、その後の自分の暮らしにアクションを落とし込んで継続することで成立します。

暮らしの目からウロコでは1つのイベントに対して「学ぶ→アクションする→シェアする」のサイクルをつくり、ちゃんと学べる場作りになるように設計しています。

イベント参加者は私たちの運営するオンラインコミュニティ・ウロコミュニティ（無料のFacebookグループ）に入ってもらうことで、その後も自分らしく日々、エコ・エシカルなアクションを取り組んでいけるサポートをしています。

中東・パレスチナから学ぶ

今回、フェアトレードを学ぶにあたり、取り上げるのは中東・パレスチナです。

皆さんは、パレスチナと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

「中東ってなんだか怖そう」

「紛争が多発している国でしょう？」

「政治的しがらみが強そう」

などでしょうか。確かにそう感じてしまう一面があるのかもしれません。

でも、それ以前に私たちはパレスチナの人々やその暮らしをほとんど知りません。

今回は、パレスチナの商品をプロデュース・販売されている「架け箸」さんをゲストにお招きしたオンラインイベントを開催します。

架け箸さんはパレスチナに何度も足を運び、現地の人たちとのコミュニケーションを大切にしながら、「支援」ではなく「素敵」と感じて購入できるフェアトレードブランドです。

架け箸さんと共に、パレスチナのリアルを、フェアトレードの本当の意義を、一緒に学びましょう！

ゲスト講師「架け箸」髙橋智恵さん

「架け箸」代表・髙橋智恵さん。

大学在学中にパレスチナにホームステイしたことをきっかけに、パレスチナの人や文化に惹かれ、パレスチナの手仕事の品を日本に広めるため、「架け箸」を立ち上げました。

私たち暮らしの目からウロコが髙橋さんとお話しした中で特に印象に残った言葉は、「素敵に国境はない」です。

「架け箸」の理念となるこの言葉。人や物と出会って「素敵」と思う気持ちに国境はない。その気持ちを大事にして人と向き合ったり、物をみたりする心が育っていくといいなと共感しました。

髙橋さんは、パレスチナで女性起業家としてアップサイクルに取り組むアイシャさんとパートナーシップを結び、商品を仕入れています。

＜アイシャさん＞

オンラインイベントでは、「アップサイクル」「伝統的な手仕事」「エコ・エシカル」などのキーワードでパレスチナと日本を結ぶ架け橋となるお仕事をされている髙橋さんから、お話しを伺い、フェアトレードやパレスチナを身近に感じていただける機会を作ります！

＜パレスチナでの手仕事の様子＞

オンラインイベントは6/17（土）10時〜！

パレスチナに詳しい「架け箸」さんと、フェアトレードについてもっと深く学びたいと感じている人たちをつなぐ、オンラインイベントを開催します。

【イベント開催日時】2023年6月17日（土）10時〜12時

【開催場所】オンライン・zoom開催

（チケット購入者には後日URLをお送りします）

フェアトレードのものを積極的に選んでいる方

フェアトレードという言葉は知っているけど、よくわからない方

どちらも、この機会にフェアトレードについて改めて学んでみませんか？

なかなか知ることのできないパレスチナの暮らしや、フェアトレードについて架け箸さんと一緒に学び、考え、今日からできるアクションを見つけましょう！

今回のイベントを通じて、感じたことをシェアし合う「振り返りイベント」もコミュニティ会員限定で後日、開催します！

パレスチナの現状や現地の人々の暮らしを知り、架け箸さんの商品を手にした時の想いやその後の近況を語り合いませんか？

イベント参加と合わせて、オンラインコミュニティ「ウロコミュニティ」にもぜひご参加ください！

なぜイベント開催でクラファンするの？

ただイベントを開催するだけなら、クラウドファンディングである必要はないのでは？と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実際に、これまで私たちはイベントの開催にクラウドファンディングを活用してきませんでした。

今回ここに掲載させていただいた一番の理由は、

「地球にやさしい暮らしを楽しむ人の輪をもっと広げたい」からです。

一言に「地球にやさしい暮らし」と言っても、その理解度や関心の具合は人それぞれでグラデーションがあります。

そこに正解はなく、それぞれが心地よくアクションを続けることが大切だと私たちは思っています。

この「人それぞれ」が捉えづらいものであるために、伝え広げることが難しいのだと活動を始めてからの2年で実感しました。

今まで届けられなかった人に、私たちの活動やイベントを伝えるためにどうすればいいのかと考え、今回、このクラウドファンディングの場を借りてみることにしました。

地球にやさしい暮らしを実践していて、孤独を感じている人

関心はあるけれど、何から始めていいか分からない人

機会があればやってみたいと思っている人

そんな方々とつながり、一緒に「地球にやさしい暮らし」を楽しみたい。

このクラウドファンディングは、資金集めというよりも仲間集めのためのチャレンジです！

少しでもたくさんの方の目に触れて、一緒に学びたいと感じていただければ幸いです。

応援メッセージ

支援の使い道

オンラインイベントの開催と、無料コミュニティの運営費用に使わせていただきます。具体的には、以下の通りです。

・イベント講師への報酬（架け箸さんへの活動支援金）　30,000円

・パレスチナの商品の購入　120,000円

・イベント参加者への商品の送付（送料）　10,000円

・オンラインコミュニティの運営資金　90,000円

・クラウドファンディング手数料（いっしょプラン利用料）　50,000円

メッセージ

私たちの活動は、一見よくある環境活動かもしれません。

SDGsという流行の言葉、エコ・エシカルなどの耳障りの良いキーワード。
活動を始める前、それらの言葉を使うことにどこか気恥ずかしさがありました。
偽善と思われることへの恐れもあったのかもしれません。

だから周りの人にその話題を振ることもあまりなく、ひとり暮らしの中で「洗剤を環境にやさしいものにしよう」「プラスチックを減らしてみよう」とネットの記事を参考に細々と取り組む日々でした。

＜ウロコミュニティを始めてから、かけがえのない、たくさんの仲間に出会えました＞

運営メンバーが出会ったときに、孤独を感じていたのは自分だけじゃなかったのだと気づきました。

私たちが思っている以上に孤独を感じている人がたくさんいる。

だからこそ、楽しく自分の想いや情報をシェアし合える場をつくりたいと強く感じ、ウロコミュニティを立ち上げました。

もしこれを読んでくださっている方の中に、同じ思いの方がいらっしゃれば、ぜひ、ウロコミュニティにご参加ください！

誰もが無理なく楽しく続けられて、その輪の先に人にも地球にもやさしい社会が広がっている。

そう実感できる場作りを、一緒にしていけたら嬉しいです。