はじめに　Tシャツで脱炭素　とは　

ファッションと脱炭素って、関係あるの？

こう感じる方も多いと思います。この答えは「関係あります！」
衣服の生産・廃棄によるCO₂の年間総量は、自家用車の排気ガスのCO₂の年間総量と同じ程多いからです。

「衣服の生産を減らし、廃棄も減らす」ことで、ファッションで脱炭素を進めることができます。

具体的には、

「メーカーは丈夫で上質な長く愛用できる衣服を作る。」
「消費者は、そんな衣服を着て長く愛用する。」
そうすれば、衣服の生産も、廃棄も減らす事ができます。

Tag-Tが考える脱炭素への願い

私たちは、長く愛用してもらう為に丈夫で上質である事は当たり前とした上で＋αの工夫をしたTシャツTag-Tを作りました。このアプローチがきっかけとなって、長く愛用してもらう為に、世界中が知恵を絞り色んな工夫が生まれ、ファッションでの脱炭素の取組が拡がっていく事を願います。

一人の百歩より、百人の一歩が世界を変える。

本文

たったひとつしかない地球をTシャツで救いたい

はじめまして、Tag-Tの北川と申します。
私たちが作った新発想のTシャツで脱炭素の取組の輪を拡げていきたく、クラウドファンディングを実施させていただくことにしました。

私たち人間が住んでいるこの地球は、たったひとつしかありません。
その大切な地球が“温暖化”と言う重い病に苦しみ、世界中で人命に関わる程の猛暑や水害等の自然災害を引き起こしています。

その病を治して健康な地球を取り戻すため“たった一枚のTシャツ”にできる事があります。

産業界で最もCO₂を排出しているのが石油産業、そして2番目がなんとアパレル産業なのです。
環境省の調査によると、国内で供給される衣服によるCO₂の排出量（原材料の調達から製造・販売・廃棄まで）は、国内の自家用乗用車が排出するCO₂の排出量とほぼ同じなのです。

CO₂が沢山排出される訳

１．大量生産・大量破棄
メーカーはコストを優先し、寿命の短い衣服を大量に生産します。そして半分以上が売れ残り、その殆どが廃棄されます。

２．短命な衣服（大量消費）
衣服は平均３年ほどで着なくなり廃棄されます。
短命の理由は簡単で、購入時に長く着る事（耐用年数）を意識して商品を選ばなかったり、そして飽きれば新しいのを買えばよいと考えてしまうからです。

この「作り過ぎ」、「買い過ぎ」の２つの課題を”たった１枚のTシャツ”から解決していきたいと考えました。

一枚のTシャツにできること

私たちは「買い過ぎ」の要因である短命の解決の為に、長く愛用してもらえるTシャツを作ろうと今年6月にサステナブルなTシャツブランドTag-Tを立ち上げました。

Tag-Tとは？

袖に新発想デザインタグが付いた純国産の丈夫で上質なTシャツです。
丈夫でタフな上に、タグを自由に交換ができるところが特徴です。
タグのデザイン部分は柔らかい布製で、それにボタンが付いている感じです。

永く愛用してもらう為に第一に考えた事は“ず～っと永く気持ちよく着れる事”です。でもそんなのは当たり前…もっと違うアイデアは無いのか？　

いくら品質が良くても飽きたから捨てるという人が沢山います。事実、調査では衣服を捨てる理由の多くが「飽きたから」でした。

「飽きさせないアプローチ」

Tシャツの場合は、そのデザインに飽きてしまう。

だったら、飽きないように購入後でもデザインを変えられるようにしたらどうだろう！そんな発想から生まれたのが交換可能デザインタグです。
ただ良いモノを長く愛用するだけではなく、着てる時にサステナブルを意識し、そしてタグを交換して愉しんでもらいたい。

Tag-Tで解決できるもう一つのこと

「買い過ぎ」の解決の為に、永く愛用してもらう工夫として考えた交換可能タグ、これが「作り過ぎ」の解決にも繋がりました。

Tag-Tは、「作り過ぎ」の解決の為に色もカタチも１種類だけにしました。そしてデザイン部分であるデザインタグはTシャツ本体とは別のパーツにできた事で、「作り過ぎ」の解決に大きく貢献できました。
通常の生産では（デザインの数）ｘ（サイズ種類）の生産が必要です。しかしTag-Tではデザインが別パーツなので（サイズ種類）の生産だけで済み、在庫も少なく、売れ残ったデザインのＴシャツを廃棄するという事もありません。

例えば、♠、❤、♦の3種類のデザインでS,M,L,XLの４種類を生産した場合

このデザインタグの進歩性、独自性、安全性、そしてサステナブル性が認められ特許取得できました。

Tag-Tの目標

2025年まで

◇ Tag-Tを愛用して、サステナブルを実践してくれる仲間を5000人（20ヵ国以上）にする。
　　↓
◇ Tag-Tの脱炭素へのユニークなアプローチが刺激となって、沢山の斬新なアプローチが生まれる。
　　↓
◇ 2022年よりも、アパレル産業全体で脱炭素が進む事。

誤解を恐れずに理想を書きます。
世界中で最も沢山生産される衣服はTシャツで年間40億着です。もし、理想通り「作り過ぎ」・「買い過ぎ」を解決できたら、、

あくまで理想論ですが、決して不可能ではないと考えます。私たちが考える理想はこの数字です。その為にTag-Tのチャレンジが1ミクロンでも役に立てればと願います。

Tag-Tのこだわり 

男女、世代に関係なくみんなに似合うカタチ

身長177cm L  サイズ     　　　　　　　　　　　　　　　163cm M サイズ（ゆったりめ）

インナーとしても映える上質感

上質へのこだわり

１．オールメイドインジャパン

品質と安心安全そして環境問題を考えて、生地編み、縫製、検査、そして小さなタグのボタンとその印刷まで全て日本でしつらえました。

２．一流ブランドの生地

生地表↑　　　　　　　　　　生地裏↑　

沢山の一流ブランドの生地を織る和歌山の織物屋さんに依頼して、”丈夫で着心地が良いTシャツに最適な生地”を織ってもらいました。
綿100％の伝統的な天竺織りで、厚いけど、柔らかい肌触りを実現しました。7.5オンスとかなり厚めにした理由は、白Tなので透けにくくする為と、永く着てもらう為に丈夫にする為です。
でも厚くすると暑くなるのでは？
実は…　ご興味のある方は→　厚いは暑い？ – tag-t (tagt.jp)

３．美しさをつくる縫製

縫製が良くないと美しくないし、長持ちもしません。
Tag-Tでは独自の襟首のカタチCrewVネックを採用しました。

カットソーの縫製技術が高く、50年以上の歴史を持つ富山のメーカーさんに縫製をお願いしました。こちらも一流ブランドの縫製をメインにされているだけあって丁寧に美しく縫製して頂きました。それでもこのCrewVネックは、着心地とシルエットの美しさの両立が難しく、完成まで試作は数十着、6カ月も費やしました。その着心地とシルエットのハーモニーを是非楽しんで下さい。

４．ヨレが目立ちにくい襟首

襟首は洗濯によるダメージを受けやすく、経年でヨレ感が出てきます。Tシャツは、ヨレにくくする為に、襟首の生地を厚くしたり硬めに編んだりもしますが、敢えて柔らかく編みました。

理由は、やっぱり着心地を第一に考えたからです。襟首の生地が厚く硬いとしっかりはしますが、窮屈感が出てしまいます。気にならない方も多いと思いますが、着比べると違いがハッキリ分かります。

洗濯による経年劣化で、ヨレ感は出てきますが、CrewVネックのカタチがそのヨレ感を目立ちにくくしてくれます。
私はこのちょっと上品なカタチCrewVネックをとても気に入っています。

たった一種類のTシャツだからこそ、いろんなこだわりを詰めました。車でも、料理でも、ファッションでも、何でも良いモノには細部のこだわりや絶妙の味付けがあります。私たちのＴシャツでも、そんなこだわりが少しでも伝わり、”いいね”と感じて頂ければ嬉しいです。

デザインタグ

表裏のデザインを愉しむことができるタグ

表：袖から顔を出すネコ↑　　　　　  　　　裏：袖に入っていくネコ↑

デザインタグの種類

　ウラ↓  オモテ↓　　＊国旗は表裏同じです。

タグの着脱方法

https://youtu.be/cMKqIYOGWZg

サイズ

資金の使い道について

いただいた支援金は、Tag-Tシャツの製作の為に要した借入金の充当、このサステナブル活動の輪を拡げて行くための広報資金、そして新しいタグの開発資金に使わせて頂きます。

特別リターンについて

【グループで応援】　

ご支援者様専用のリターンを設定させて頂きます。
先ずは tagt@real-f.jpまで直接メールでご連絡下さい。お見積りさせて頂きます。

法人・ショップ・グループ様等で、オリジナルのロゴやイラストにて専用の特注タグを制作させて頂きます。

◆Tag-T と特注タグのセットをご必要枚数分でまとめてご支援下さい。
（ご提供頂くjpeg画像で制作）

◆LINEオープンチャット参加権 ※ご支援者さま限定でLINEコミュニティにご招待させて頂きます。 　

わたしたちについて

わたしたちは、12年前に超リアルなお面（リアルフェイス）のオーダーメイド制作販売会社としてスタートしました。（写真左端が私）

当初リアルフェイスはTV番組や広告宣伝等に使って頂いておりました。その細部までこだわったリアリティが評価され、最近では顔認証システムの開発時のテスト用として、国内外の多くの企業・大学・公的研究機関に採用して頂けるようになりました。

そんな特異な業種とは、何の関係もないアパレル産業へのチャレンジのきっかけは、私自身が白Tシャツが大好きであった事、そして、昨今の異常気象に危機感を持っていたからです。温暖化防止を実現して行く為には人類全体で取り組んでいかねばなりません。

リアルフェイスは一般の方には縁の少ない商品でした。そこでもっと一般消費者向けの商品で、サステナブル活動の一助になれないかとの思いで、こんなTシャツを作るチャレンジを始めました。リアルフェイスもTag-Tも細部までこだわっているところが共通のポリシーです。

よろしければ一度リアルフェイスのサイトを覗いて見て下さい。
https://real-f.jp

Tag-Tのサイトはこちら
https://tagt.jp

※商品の返品・交換について
「初期不良品・当社の商品の間違い」の場合、返品・交換させて頂きます。サイズ交換は、試着による汚れ等がない場合に限り交換させて頂きます。商品到着後7日以内にtagt@real-f.jpにご連絡下さい。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。
衣服は生産された半分以上が着られずに廃棄されてしまっている事、そしてその生産・廃棄の為に出るCO₂総排出量が、自家用車が出すCO₂総排出量と同等量である事は、意外だったと思います。

脱炭素化に向けて、みんなが電気自動車に乗り換えて行くのはとても難しい事だと思います。でも、ファッションにおいて良いモノを長く愛用する文化に変えて行く事はみんなで出来る事だと思います。

◇異常気象に危機感を抱いている方

◇良いモノを永く使いたいと考える方

◇新しいモノを試してみたいと思う遊び心のある方

Tシャツで脱炭素化に貢献し地球を救いたいという私たちのアプローチに共感して頂けたなら、是非応援して下さい。
私たち、そして未来を生きる子供たちの為に、みんなで温暖化が進む地球を元の住みやすい地球に戻していきましょう！