残留日本人二世の願い

フィリピン残留日本人二世  父や親族に一目会いたい

フィリピン残留日本人二世応援募金

  • 支援総額

    ¥1,022,000

    目標金額 ¥1,000,000

    102.20%
  • 支援者数

    109

  • 残り

    0

「ZOOM報告会」は、昨日1月22日(月)19時から無事開催することが出来ました。ご視聴ありがとうございました。

 

クラウドファンディング「フィリピン残留日本人二世 父や親族に一目会いたい」
ご支援者様

いつもありがとうございます。
クラウドファンディング「フィリピン残留日本人二世 父や親族に一目会いたい」運営事務局です。

【一時帰国報告】
昨年10月15日から11月30日の間、「フィリピン残留日本人二世応援募金」のクラウドファンディングを行い、多くの皆様から総額「1,022,000円」のご支援をいただきました。改めて、深く御礼申し上げます。
フィリピン残留日本人二世の方々の一時帰国は、12月14日から12月19日の日程で無事実現することが出来ました。
「フィリピン残留日本人二世応援募金 一時帰国報告」を添付いたしますので、ご確認よろしくお願いいたします。

【収支報告】
収入:1,643,931円
 クラウドファンディング:909,140円
 (総支援金額1,022,000円-手数料(クラウドファンディング利用料+振込手数料)112,860円)
 その他募金:734,791円(各種イベントでの募金活動、募金口座への振込等)
支出:1,450,550円
 残留2世と付添人計4名の航空券代:639,551円
 沖縄での移動タクシー代:225,250円
 残留2世と付添人計4名の宿泊代:174,698円
 その他、事業担当者等事前手続きでの航空券代等交通費、会合費、食費等:411,051円
残金:192,831円(+振込手数料550円)は、12月28日にフィリピン日系人リーガルサポートセンター寄付しました。
※支出明細等詳細は、クラウドファンディングで支援いただいた皆様にメールで送付いたしました。

【報告会】
『報告会』につきましては、1月22日(月)19:00~を予定しております。
ZOOMでのオンライン開催になりますので、よろしくお願いいたします。
ZOOMのアドレス等詳細が決まりましたら、改めてご連絡させていただきます。

フィリピン残留日本人二世一時帰国報告

カナシロさん「ご協力いただいた皆さんに感謝します。」
アカヒチさん「ここに来させてくださった皆さんに感謝を言いたいです。」

皆様にご支援いただきました「フィリピン残留日本人二世一時帰国」が実現しました。
12月14日(木)から12月19日(火)の日程です。

12月14日(木)
フィリピンからトランジットの福岡空港へ到着、塩村あやか参議院議員等が出迎えました。
その後沖縄空港へ。

空港では多くの方に出迎えていただきました。記者会見を行い、ホテルへ。


宮川特命全権大使(沖縄担当)と懇談を行いました。

12月15日(金)
糸満海人工房資料館を見学。

12月16日(土)
アカヒチさんはうるま市へ、カナシロさんは南城市へ、親族の皆さんと交流会、お墓参り等を行いました。

カナシロさん、ついにお父さんの写真を見ることができました。

12月17日(日)
沖縄平和祈念公園の1番奥にある、ダバオの塔に慰霊。

フィリピン残留日本人2世の父親の名前が摩文仁の平和の碑に刻まれていました!

12月18日(月)
玉城デニー沖縄県知事を表敬訪問。その後沖縄県立図書館を訪問しました。

12月19日(火)
沖縄那覇空港から福岡空港経由でマニラへ。無事帰国されました。

 

この度は、私たちのクラウドファンディングへご支援いただき、本当にありがとうございました。
最終的に、109人の方から、1,022,000円ものご支援をいただきました。
心より感謝申し上げます。

現在、カネシロさん、アカヒチさんお二人の一時帰国に向けて、フィリピンでは無国籍者特別渡航手続きを、沖縄では二家族の受け入れの準備を進めております。
具体的な日程(12月中旬を予定)等が決まりましたら、改めてご報告させていただきます。

一時帰国実現に向けて、今後も全力で頑張って参りますので、引き続き応援頂けましたら幸いです。
ご支援、本当にありがとうございました。

はじめに

戦後78 年が経っていますが、未だ残留日本人2世の国籍問題は解決しきらないままです。

「日本人として生まれたのに、日本人と認められず、国から見放されていると感じる気持ち」。一方で、「日本にルーツがあるからこそ、日本を大切に思う気持ち」。
複雑という一言では片づけられない感情の中で、戦後を生きてきた残留2世のみなさんです。


 
戦前に日本からフィリピンに入植し、フィリピンで平和に暮らしていた日本人と現地の女性の間に生まれた子ども達の生活は戦争で一変してしまいます。日本人である父は日本軍に徴用され、そのまま多くが戦死。来日して父の親族を探し、父と写真でいいから再会したいと願っている「カネシロ・ロサ(金城マサコ)」さんもそのひとりです。2歳の時に父がフィリピンで徴用され、二度と妻子の元に帰ってくることはありませんでした。

その後、親子を待っていたのは、「日本人の子」であるという迫害と差別と貧困でした。日本人の子であることを隠して生きなければ、命すら危うい時期を過ごします。当時の法律は日本もフィリピンも、父が日本人であれば、子も日本人ということから、無国籍のまま80歳を迎えました。

戦後78年。先の大戦は歴史の1ページへとなりつつあります。2世の皆さんとお会いし、戦争の残した傷が深く胸に突き刺さりました。

「2歳で生き別れとなった父の顔を知りたい」という気持ちを応援したい。記録をNPOが調査し、沖縄に親族がいる可能性が高いことが判明しました。

そして、もう一人。アカヒチ・サムエルさん。特徴的な名前から、父の居住地の特定が進んでいます。

 

プロジェクトの詳細

フィリピン残留日本人2世のカナシロ・ロサ(金城マサコ)さん80歳が、生き別れた父のカナシロコウシさんと、親族を探しています。父は沖縄からダバオに入植し、市役所近くのメインストリートで理容師をしている時にロサさんの母と出会い、彼女が誕生。父が日本軍に徴用されたとき、ロサさんはまだ2歳であり、鮮明な父の記憶はありません。母は戦後の困難の中で再婚し、彼女が日本人の子である事を隠していました。彼女も経済的困難のため、若くから昼夜を問わず働いてきました。

「生き別れた父の消息を知りたい、写真を見たい」と涙する、80歳になる残留日本人2世のロサさん。NPOの調査で沖縄に親族がいる可能性が高いことが判明し、来日を強く希望しています。
また、アカヒチさんも、親族の居住地の特定が進んでおり、来日を強く希望しています。

そのためには、2点が必要です。
① 無国籍者特別渡航手続
② 渡航費用
① はNPO等が政府と交渉を続けており、解決の見込み。
今回は、②の渡航費用をクラウドファンディングで日本人であるカネシロ・ロサ(金城マサコ)さん、アカヒチ・サムエルさんの来日を応援したいと思います。

ロサさんからの動画

「私はロサ カナシロで、カナシロ コシの娘です。日本、特に父の故郷である沖縄を訪問したいということは私の長年の夢でした。私は生まれてこの方父の顔を知りません。親族が見つかり、父の写真を見せてもらうことができたら、と願っています。」

アカヒチさんからの動画

「私はサムエル オルミド アカイジ、1942年8月15日生まれ、81歳です。日本の沖縄に行って父の親せきに会いたいです。」

支援の使い道

資金の使い道
○航空費等(ダバオ~沖縄):800,000円(残留2世2人+付添い2人)
 ※無国籍者のフィリピン国内での出頭等の交通費を含みます。
○宿泊費(沖縄):200,000円(4人分)
 ※ロサさん、アカヒチさん(残留2世)と、それぞれ1人ずつの付添人の計4名分です。
○いっしょプランサポート費用 7%(税別)

(注釈)
渡航費以上にご支援を頂いた場合、または、予期せぬ事情でロサさん、アカヒチさんの来日が不可能となった場合は、認定NPO法人フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)へ全額寄付させていただきます。

応援コメント

 

最後に

戦後78年。先の大戦は歴史の1ページへとなりつつあります。しかし、日本人として解決しなくてはいけない問題が残っています。

「2歳で生き別れとなった父の顔を知りたい」という気持ちを応援したい。今回、調査で、ロサさんの親族である可能性が高い情報が判明しました。また、アカヒチさんの親族の居住地の特定も進んでいます。
その確認のため、フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)の猪俣代表が沖縄を訪れる予定です。
それに合わせて、ロサさん、アカヒチさんも沖縄に来て自分の目で確認してもらいたい。
年齢的にも、体力的にも、今回が最後のチャンスかもしれません。
ロサさん、アカヒチさんの沖縄への渡航費と滞在費のご支援をお願いいたします。

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呼びかけ人

【プロフィール】

フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC) 代表理事 猪俣典弘

 

フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)は、戦争によってフィリピン残留を余儀なくされた日系2世の身元捜し、国籍確認を支援する目的で発足しました。フィリピン日系人を代表する組織である「フィリピン日系人会連合会」および傘下の日系人会と連携して、フィリピン日系人の国籍問題の解決、親族対面や身元捜しを目的とした一時帰国支援、フィリピン日系社会の経済的・文化的発展に寄与する事業を実施しています。問題解決のための政策提言や広報活動も実施しています。現在、約900人いる身元未判明の残留2世の身元捜し、700人いると思われる無国籍2世の日本国籍回復が急務となっています。

参議院議員 塩村あやか

大伯父がフィリピン・ルソン島インファンタで戦死。8月にダバオでの慰霊祭に招かれ、追悼と平和への思いをメッセージとし、未解決問題の解決に向け、国会議員の一人として努力すると誓う。その後、ロサさんと面談し、「2歳で生き別れとなった父の顔を知りたい」という気持ちを応援したいと、フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)猪俣代表と協力し、「フィリピン残留日本人二世応援募金」を立ち上げた。

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¥2,000

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  • 支援者41

  • お届け予定
    2023年11月

¥5,000

【とにかく応援コース】
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◆活動報告会への優先参加権
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◆サンクスメールのご送付
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  • お届け予定
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¥10,000

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◆サンクスメールのご送付
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  • 支援者37

  • お届け予定
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  • 支援者11

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¥50,000

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◆サンクスメールのご送付
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  • 支援者1

  • お届け予定
    2023年11月

¥100,000

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※日程確定後メールにてご連絡いたします。
 
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    2023年11月

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