はじめに

地域むすびくらぶ代表の名嘉真です。

2018年9月ボランティア団体「地域むすびくらぶ」を設立しました。

当時、様々な理由から朝ごはんを食べていない子どもが一定数いることを知り、児童には楽しくお友達と朝ごはんを食べ登校する、保護者には週に１度くらい安心して児童を立ち寄らせ朝食を摂り登校できる機会が有ればと考え同年11月から小学校に隣接する自治会集会所を借りて毎週月曜日、朝ごはん活動グッドモーニングカフェを開始しました。

周知に課題があり当初は参加人数も少なかったのですが開始3カ月経過した頃にメディアで取り上げてもらったことを機に毎回50名近くの児童と地域の大人やボランティアが集い、活動にご理解いただけるきっかけにもなりました。

2020年3月全国一斉休校を機に活動場所が無くなり（こんな時こそ必要な活動じゃないか）と考え始めたのが地域内を巡回してお弁当や食品を配る、という事でした。

やり始めてみると朝ごはん活動に参加してた子には実は沢山の兄妹がいたり保護者と接する機会が増えたことで別の課題が垣間見え更に必要性を体感しました。

全国一斉休校が明けても朝ごはん活動を再開する目途は立たず、同時に児童家庭への食支援を終了してよいものか悩み、同年6月よりフードパントリー事業と子どもの居場所事業に特化した活動に切り替える決意をしました。

　プロジェクトの詳細

団体が活動していくために必要かつ補助金などの類では補填できない登記住所に使用するコワーキングスペースの利用料や、物資の保管に使用している屋内で空調設備の整ったトランクルームの使用料などの固定費と一般社団法人の設立資金をクラウドファンディングで集めたいと考えています。

 クラウドファンディングを実行する背景

活動を開始して４年半が経ちました。

2020年6月からフードパントリーという形で食支援活動を継続してきましたが、

正直ボランティアをするのにこんなにお金が必要なんだ、と

その実情に驚きを隠せませんでした。

寄付金の形式だと即活かすことが出来ますが、補助金はそのほとんどが精算払いで

10万決まると10万個人が立替、30万なら30万と先ずは立替が前提になるため

いつも家計から持ち出す形で続けてきました。

それは私個人が自分にできる課題解決と思い続けてきたものですが、

補助金として計上できない人件費や家賃、光熱費など活動するために必要な土台を作る機会がなく、また任意団体への寄付は寄付控除対象外になるのも申し訳なく積極的に募ることが出来ず、事情を知っている方からのみ善意の気持ちを受け取らせて頂いていました。

そんな時、オンラインニュースで

「フードバンクやフードパントリー、子ども食堂などの取り組みを育てていくには、企業の4大経営資源と同じで「ヒト、モノ、金、情報」がポイントになる。事業の担い手がいて、資金や物資の出し手がいて、支援を必要としている人々に情報が適切に伝わることが求められる。」という一節を読み、私たちの活動に賛同して下さる方がいるかもしれない！と思いクラウドファンディングにチャレンジしようと考えました。

　支援の使い道

一般社団法人設立費用（登記、定款認証、印鑑など）150,000円

コワーキングスペース初期費用　　　　　　　　　　 10,000円

コワーキングスペース月額利用料33,000円×12カ月　396,000円

トランクルーム月額利用料14,300円×12カ月　　　　171,600円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計　　　727,600円

☆ほっぷ！☆　　　　　　　　　　　　　　　 200,000円

☆すてっぷ！☆☆　　　　　               　　　　   400,000円

☆じゃーーーーんぷ！！！☆☆☆　　　　　  　700,000円

　さいごに

全国一斉休校が始まった時期から丸３年が経過しました。

あらゆる物が高騰し、自助努力だけではどうにもならない厳しさが以前より増している状況は沖縄も同じです。

何をするにも最低限「先ずはご飯。」

ひと時のことであれ食支援を通し児童家庭や学生に安心と安全を届ける一助になるのではないか、またそういった思いを持ち応援して下さる企業、団体、個人様と繋がることが、私たちが考える課題解決であり社会貢献にもなると考えます。

現時点、まだ必要な活動であると思い、私たちも皆さんに応援して頂きながら活動を継続するために必要な法人格取得、運営維持の為のクラウドファンディングです。

活動を途切れることなく円滑に行うため、コワーキングルームとトランクルームで走り出しますが、見通しが立てば拠点を借りて、事務仕事から物資の受け入れ、配布までを一気にこなせる形態にもっていき更に負担軽減をしつつ持続可能な活動にしたいと思います。

私たちはまだまだ日本や沖縄の未来への希望を手放しません。

次代を担う若者や子どもたちの応援を共によろしくお願い致します。

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【プロフィール】

地域むすびくらぶ　代表　名嘉真 美奈子

母は沖縄、父は北海道出身という両親の間に誕生　埼玉県出身

高校まで埼玉に暮らし青春を謳歌。

その後、学生時代を千葉で過ごし、卒業後は東京都江東区で暮らす。

20代、夜勤多めの病院勤めで体調を崩し埼玉に１年ほど出戻る。

1999年8月、沖縄へ移住。

30代、仕事頑張り、結婚し、子を授かる。

40代、子育て中心の暮らしがしたい、となる。

旦那の転勤で１年ちょっと鹿児島県霧島市に暮らす。

知り合うママ友と助け合い子育てが出来た経験をする。

子どもの成長に合わせ幼稚園以降、園や学校での読み聞かせやアンガーマネジメント授業のボランティアを堪能する。

小学校で年２回行われる児童の家庭状況実態調査や子どもたちと関わる中で課題を見つける。

2018年9月28日

地域むすびくらぶというボランティアグループを設立。

以後、思いある方々に支えられながら活動をしています。

【SNS】

Twitter：@chiikimusubi5

BLOG：https://ameblo.jp/chiikiclub/

Facebook：https://www.facebook.com/profile.php?id=100067353637207

【これまでの活動】

グッドモーニングカフェ（朝ごはん支援活動事業）

2018.11～2020.2    66回開催　参加人数のべ3,300名

その他、児童の活動体験として

流しそうめんイベント、サンドイッチ作ろうイベント、食育バスツアー、スポッチャ遠足、

ロボットプログラミング体験講座、ブルーシールアイスパーク体験を実施。

全国一斉休校時の巡回配食支援

2020．3～5　       44回実施　配食数　4,777食

配食支援事業　フードパントリーmam

2020. 6～2021.3 　148回実施　配食数約 20,000食

2021  4～2022.3   107回実施　配食数約 12,800食

2022. 4～2023.2    79回実施　配食数約　9,400食

（コロナ自宅療養家庭への宅食や急な寄贈によるパントリーは含まず）

大学生支援イベント　学生スマイルマルシェ

那覇市　沖縄県総合福祉センター　ゆいホール

2021.8・12　　　　　2回開催　のべ参加人数 300名

くがにっ子MANABI（児童の活動体験事業）

スポッチャ遠足、ヘアサロン体験、カフェランチ体験、夏休みお楽しみパントリー

ハロウィンパントリー、クリスマスパントリー、新学期お楽しみパントリーを実施。

【メディア掲載】

#07「地域むすびクラブ」

Qプラスリポート 朝ごはんが結ぶ”地域の絆”

【活動報告】