はじめに　　　　　　　　　　　     

みなさまはじめまして。株式会社ラヴィステラ代表の野田聡美と申します。
この度は、当プロジェクトに関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。

まずはじめに、このプロジェクトを立ち上げたきっかけについてお話をさせてください。

わたしは７年前に地元である熊本から沖縄に移住し、３年半を沖縄の地で暮らしました。
沖縄の海は透明度が高く世界的にも観光地として大変人気がありますが、その息を呑むような美しいマリンブルーの海に潜ると、世界中の色を集めたかのように色鮮やかなお魚たちとサンゴの神秘的な世界を見ることができます。
わたしもそんな沖縄の美しい海に魅了されたひとりで、休日にはよくシュノーケルをしていました。

ですがその時に、現地のダイバーさんから衝撃的な事実を知ることになりました。
それは、海に潜るたびにサンゴが年々減少しているという事実です。

実際にわたしが潜ったときにも、白くなったサンゴと鮮やかな色をしたサンゴとがありました。

当時サンゴについての知識がなかったわたしは特段気に留めていませんでしたが、実は白くなったサンゴは死滅したものだったのです。これは白化現象と呼ばれています。

なぜこんなことが起きているのか、現地の方のお話やインターネットで調べていくと、大きく二つの理由、地球温暖化による海水温の上昇、そしてわたしたちが日常使用している日焼け止めの成分の【紫外線吸収剤】が関わっているという事実にたどり着きました。

サンゴは地球全体にとって大切な存在

みなさんはこのような話を聞いても、「サンゴは海に存在しているものだし、わたしたちの生活とは無関係のものだ」と思いませんか？

でも実は、サンゴは陸で暮らしているわたしたちの暮らしにも深い関わりがあります。

サンゴ礁の生息域は全世界の海底の1％程度ですが、全海洋生物の約25％がサンゴ礁に棲息しており、サンゴ礁が死滅すると海洋生物の生態系に大きな影響を与えます。

さらに、サンゴが光合成によって二酸化炭素を吸収し酸素を排出する量は陸上の木を上回ると言われており、地球温暖化の原因となっているといわれる二酸化炭素の削減のために、サンゴ礁は欠かせない存在です。

サンゴは海中だけではなく、地球全体にとって大きな役割を果たしているのです。

地球温暖化による海水温上昇だけでなく、日焼け止めに使われている紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」も、サンゴの白化現象の原因のひとつであるとの研究結果が報告されています。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。
→ 日焼け止めの成分がサンゴ礁を破壊している？！

紫外線吸収剤は肌荒れの原因にも

「紫外線吸収剤」は化学合成された成分です。
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して熱や赤外線のエネルギーに変えて放出することで紫外線を防ぎます。そのとき、皮膚の表面で化学反応が起き、肌に大きな負担を与えてアレルギーになったり肌が荒れてしまう可能性があります。

そこで今回プロジェクトを通して、天然成分１００％のサンゴとお肌に優しいヴィーガンの日焼け止めを製造したいと思っています。
成分には、可能な限りオーガニックハーブを使用。主原料には、標高2,500Mの山岳地帯に自生する野生のバラを朝摘みし水蒸気蒸留した希少なバラ水を使用することで、優しくかつ贅沢な香りと保湿効果をもたせています。

紫外線カットには、酸化亜鉛など、環境に悪影響を与えない天然の【紫外線散乱剤】を使用します。
UVカット指数はSPF30、PA++相当。ナノ粒子は不使用でありながら、白浮きのない乳液タイプの日焼け止めです。
伸びが良くムラなく塗れて、汗や水にも流れにくいのに石鹸でするりと落とせます。
日焼け止めを落としたあとも、まるで美容液を塗ったかのようにしっとり潤いのあるお肌を実感できます。

お肌への優しさだけでなく環境にも配慮し、容器にはバイオプラスチックを使用。また、使用後の容器は回収BOXを設置し、回収した容器はリサイクルし、再度容器に作り替えるシステムも取り入れていきたいと考えています。

支援が必要な理由　　　　　　　　

商品の製造のためにはさまざまな資金が必要になります。開発費、試作費用、バルク代、容器代、印刷代、製版代、見本作成費、撮影費、ランディングページ製作費などです。

当初は自己資金で開発する予定でしたが、事業を営んでおりますとさまざまな経費がかかるため新商品開発のための資金を捻出することが難しく、みなさまのお力をお借りすることにいたしました。

ちなみに・・９月１５日はわたしの誕生日なのでお祝いを兼ねてご支援いただけましたらうれしいです。

支援の使い道　　　　　　　　　　　

みなさまからご支援いただいた資金は、サンゴとお肌に優しい天然由来１００％のヴィーガン処方のオーガニック日焼け止め乳液の商品開発費に充てさせていただきます。

第１目標・・・150万円

＜内訳＞日焼け止め乳液（50ml）

・試作費用:30,000円
・バルク代：450,000円（日焼け止めの中身）
・ラベル代：19,000円
・容器代：453,000円
・シルク印刷代:45,000円
・製版代：20,000円
・外箱（FSC認証紙）：231,000円（日焼け止めの外箱です。森林保全のためFSC認証紙を使用します）
・ボトルの成形見本作成費用：85,000円（バイオプラスチックの発注が最低3,000本〜のため、事前に見本作成が必要になります）
・プレスリリース配信：30,000円（新聞社、雑誌、ニュースサイトへの告知費用）
・写真撮影費：30,000円（カメラマンの人件費）
・パンフレットデザイン料：120,000円

合計：1,513,000円

第２目標・・・220万円

上記第１目標に追加して、
・LP作成費：600,000円（サンゴの問題や商品についてより深く伝えるためのページを制作します）
・パンフレット印刷代：100,000円（フルカラー、A4サイズのパンフレットの印刷代です。1,000部×３ヶ国語で作成します。）

合計：2,213,000円

第３目標・・・320万円

上記第１・第二目標に追加して、
・動画制作費：1,000,000円
（サンゴの問題をより深く知っていただくために、動画を制作しYouTube等で発信します。ロケ地への渡航費、編集費、カメラマンの人件費等を含みます。）

また商品が完成したあとにも、商品売上の一部をサンゴの苗植え活動を行う沖縄県の団体様へ寄付させていただくことで、サンゴの再生のために継続的な支援活動ができる仕組みづくりを行っていく予定です。

さいごに　　　　　　　　　　　　　

最後までお読みいただきありがとうございます。

お肌に優しいオーガニックコスメというものの存在を知ったとき、元々関心のあった環境問題とお肌の健康というものが実は深く繋がっていることを知りました。

化粧品開発を行う過程で、ヴィーガン、オーガニック、天然由来成分１００％という強いこだわりから、さまざまな工場さんを訪ねたり試作を重ねてきましたが、毎回乳化が安定しないという壁にぶつかりました。
天然由来成分のみで、なおかつ動物由来成分を使用せずに乳化することは大変難しく、気が遠くなるほどの試作や失敗を繰り返しました。

そうして何年も探し歩いた結果、ようやく特殊技術によってこれらのこだわりを実現できる製造会社さんに出会うことができました。
京都大学と産官学連携で研究開発した技術をベースに、製造会社さんが独自に10年の歳月をかけて開発した乳化法は、合成界面活性剤や合成ポリマー、アルコールを一切使わず、独自開発の特殊なカリ石鹸素地を用いて乳化することが可能です。

お肌が弱い方やアトピーの方、敏感肌の方のお悩みを解決し、なおかつ後世の子どもたちの代へ美しいサンゴと海を残していく、見た目だけにとらわれない「美」の新しい価値基準を、商品を通して広めていきたいと思っています。

今回のプロジェクトは、何世代先にも愛され続ける商品を生み出すスタートになると信じています。
ぜひみなさまのお力をお貸しください。

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【プロフィール】

野田 聡美（SATOMI NODA）

1986年熊本県出身。株式会社ラヴィステラ代表取締役。
小学生の頃に観たドキュメンタリー番組や街頭活動をきっかけに、動物愛護、環境保護活動に関心をもつ。
沖縄へ移住後、植物の力を生かしたお肌と環境に優しい化粧品会社を立ち上げることを決意し、日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト、日本アロマ環境協会アロマテラピー検定１級、JOCA認定オーガニックコスメアドバイザー、フラワーエッセンスセラピスト等の認定資格を取得。
2019年に上京し、株式会社ラヴィステラを設立。

「７世代先も持続可能なビジネス」を理念に、環境・動物・人すべてに優しいヴィーガンコスメブランド「LA VIE STELLA」の商品開発を行う。

【これまでの活動】

地元では、物心ついた頃から個人で捨てられた犬や猫を保護し里親につなぐ活動を行い、２０代にはウェブライターとして犬猫の殺処分問題や環境問題、畜産の現状について発信、啓蒙を行ってきました。

2015年に沖縄へ移住し、海の清掃活動や自然農・固定種の応援プロジェクトの他、闘鶏で傷ついた鶏の保護施設へのボランティア活動などに従事。2016年には、沖縄初開催となる「ヴィーガンフードフェス」を主催。2,000人超の来場者を動員し、収益の一部を犬猫の保護施設「ケルビム」様へ寄付いたしました。

（海の清掃活動の一枚。中国や台湾から流れてきた中国語のペットボトルや魚網など、たくさんのゴミが流れ着いていました。）

（無農薬・無肥料・不起耕の自然栽培を実践する、今帰仁村の「むい自然農園」様にて）

現在は、ヴィーガン化粧品の開発・販売を主軸に、企業活動を通して日本におけるサスティナブルな消費文化の普及と、人・動物・環境に優しいライフスタイルの普及に努めています。