
【成功例6選】クラウドファンディングで地域活性化を成功させた事例をご紹介!
クラウドファンディングでは、様々なジャンルのプロジェクトを掲載していますが、今回はその中でも地域活性化に注力したプロジェクトについて詳しくご紹介していきます。
もし地域活性化の活動の中で資金不足に悩んでいる方がいましたら、クラウドファンディングという選択肢も検討して見てはいかがでしょうか?
今回は、成功事例だけでなく、成功のためのポイントについても解説していきますので気になる方はご覧ください!
クラウドファンディングに関するご相談を受け付けています!
クラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、プラットフォーム上でプロジェクトを制作し、そのプロジェクトを閲覧したユーザーから少額ずつ支援を募る仕組みのことを指します。
近年特に注目を集めている資金を調達の方法で、学生やサラリーマン、主婦の方など誰でも気軽に挑戦することができます。
また、クラウドファンディングで掲載可能なジャンルは地域活性化や福祉支援、販売、国際協力、起業など幅広く、夢や実現したい社会がある方はジャンルに囚われることなく始めることが可能です。
クラウドファンディングの2つの方式
クラウドファンディングでは『ALL-in方式』と『ALL or Nothing方式』の2つが存在します。
ALL-in方式は、目標金額を達成しない場合でも、終了までに集まった支援金はそのまま実行者に送られる方式のことを指します。
目標金額に達成しない場合でもプロジェクトを遂行する義務が発生するため、目標金額に限らずプロジェクトは始めたいと思っている方にはおすすめの方式です。
一方でALL or Nothing方式では、目標金額に達しなかった場合、これまで集まっていた支援金が全て支援者に返金されてしまいます。
そのため、目標金額が集まらなければ、プロジェクトをスタートできないというときにはこちらの方式がおすすめです。
地域活性化とは?
地域活性化とは、それぞれの地域における経済や文化、産業などの活性化を指します。
近年では、『都市一極化』や『少子高齢化』によって活力を失いかけている限界集落があとを立ちません。
そこで地方創生へ取り組みとして多くのアイデアがクラウドファンディングで提案されています。
クラウドファンディングで地域活性化を成功させた事例
クラウドファンディングサイト『For Good』で地域活性化を成功させた事例について詳しく解説していきます。
空き家のリノベーションを通して地域活性化を促す取り組み
元々、ReBuilding Center JAPAN(リビセン)というカフェを併設した『古材と古道具のお店』を営んでいた東野さんご夫婦が挑戦したプロジェクトです。
今回のクラウドファンディングでは、入居予定がある空き家のリノベーションにあたり、空調やウッドデッキを取り付けるための費用を募りました!
リターンは3,000円~250,000円まで幅広く用意されており、誰もが支援しやすいリターン設定となっています。
このプロジェクトは結果として、目標金額を大きく上回る400万円以上の支援が届いたプロジェクトとなりました!
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
空き家や未利用資源の利活用を通じて、健やかな循環のあるまちをつくりたい!
■達成金額
¥4,060,000円
■支援者数
207人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/78157
ショートムービーを通して地域活性化を促す取り組み
一般社団法人NELDの方々が取り組んだプロジェクトで、「横須賀に来たら面白いじゃん!」「横須賀で仕事してみてもいいか」と思えるような若者のためのショートムービーを制作しました。
プロジェクトページでは『どんな作品なのか?』『なぜショートムービーなのか?』『このショートムービーで伝えたいことはなにか?』などをイラストや写真をもとにわかりやすく伝えています。
また、総勢14人という多くの方から『応援コメント』をいただいていることも、このプロジェクトが成功を収めた大きなポイントと言えるでしょう!
最終的には目標金額の2倍にもなる160万円を集めることができたプロジェクトとなっています。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
【若者の夢を叶える!】横須賀を発信するショートムービーをつくって上映したい!
■達成金額
¥1,640,000円
■支援者数
159人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/81108
年齢、関心関係なく集える図書館を作って地域活性化を促す取り組み
図書館だけでなく、カフェスペースやコワーキングスペースなどの多くの施設が融合した『つながる図書館』を作るためにプロジェクトを立ち上げました。
『地元の方』や『つながる図書館のファンの方』との出会いが生まれる場所を作りたいという思いで、クラウドファンディングに挑戦し、結果として目標金額を大きく超える150万円以上の支援が集まったプロジェクトになっています。
プロジェクトページは実行者さんの対話ベースで作られており、テンポよく内容が伝わってくるような工夫がされています。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
つながる図書館を作ります!世代や関心、地域を超えた人と出会う場所と仕組みを作りたい!
■達成金額
¥1,551,000円
■支援者数
175人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/38702
新たな観光案内所を作る地域活性化の取り組み
観光案内所がない長崎居留地では有名なグラバー園や大浦天主堂だけを見て帰ってしまう方も多く、長崎居留地の魅力を伝えきれていないことが大きな問題でした。
そこで今回のクラウドファンディングを通し、人と地域の架け橋となる『ネオ観光案内所』の立ち上げをスタートさせたのです。
このプロジェクトはファーストゴール・ネクストゴールのように目標金額を分けて広報活動を行うことで、様々な盛り上がりスポットを作れたプロジェクトとなっています。
最終的にネクストゴールの目標であった支援者155人を突破して、総支援額も150万円を突破しています。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
長崎を代表する観光地に人と地域の架け橋となる『ネオ観光案内所』をつくりたい!
■達成金額
¥1,545,000円
■支援者数
166人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/53072
地方の宿をリノベーションし、存続させるための取り組み
地域おこし協力隊に採用されたことをきっかけに宮城県に移住した北条さんが、ご自身の運営する『半蔵ハウス』をより快適な宿にするためにクラウドファンディングを行いました。
半芸ハウスは、芸術家が活動拠点として利用し、作品を残していく期間と、作品が残る客室に一般のお客様が泊まれる期間の両方を設けて、多くの人が芸術に触れあえる機会を増やすことを目的として作られました。
プロジェクトページでは、宿の内装や実際の作品を多く掲載しており、思わず行ってみたくなるようなページに仕上げられています。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
宮城県最少人口の町で『七つの宿場』の復興めざし、最初の宿【半芸ハウス】始めます!
■達成金額
¥1,010,000円
■支援者数
85人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/67644
過疎化が進む地方に仕事を普及させる取り組み
島根県に移住した新屋さんが、島根県雲南市大東町の『過疎化』や『後継者問題』を改善するために、この地に仕事を普及させる取り組みに挑戦しました。
今回のプロジェクトでは『まこもで作るゴザ』として菰座の開発を進め事業化していくためにの資金をクラウドファンディングで募り、結果として目標金額を上回る50万円を集めています。
<プロジェクトデータ>
■プロジェクト名
出雲國菰座を過疎化の進む地域の生業に
■達成金額
¥502,000円
■支援者数
67人
■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/74554
クラファンで地域活性化を成功させるためのポイント
次にクラウドファンディングで地域活性化を成功させるためのポイントについてお伝えしていきます。
①地域の方に向けた広報を心がける
地域活性化をクラウドファンディングで行うのであれば、地域の方に向けた広報をしていくのもおすすめです。
もちろんインタネット上の広報も重要になりますが、それと同時に地域の皆さんにプロジェクトをアピールする機会を作りましょう。
例えば地域のイベントに参加してクラウドファンディングのPRを行ったり、地域の方が集まる場所にチラシやポスターを置かせていただいたりなど広報の方法は多岐にわたります。
地域の方々も自分が住む地元を活性化させる取り組みを不満に思う方は少なく、支援金の援助以外にもプロジェクトのお手伝いや広報活動の協力を行ってくれる方も少なくありません。
②思わず支援したくなるリターンの設計
プロジェクトに沿ったオリジナリティのあるリターンを設定することも地域活性化プロジェクトを向上させるためには重要なポイントです。
プロジェクトページに興味を持った方というのは、その地方や取り組みに興味がある場合が多く、プロジェクトとマッチしたリターンを設定することで、支援の最後の一押しに繋がります。
💡リターン設定については以下の記事で詳しく解説しています。
③支援したくなるプロジェクトページの作成
プロジェクトの『顔』とも言えるプロジェクトページを作り込むこともクラウドファンディング成功のポイントです
プロジェクトページの中でも、まずは「トップ画像・タイトル・冒頭本文」の3つを丁寧に作り込むことをおすすめします。
と言いますのも、実際にプロジェクトを訪れた1/4の方は冒頭で離脱していることが傾向としてわかっています。
そのため、タイトルとトップ画像は『わかりやすい言葉で簡潔に』を意識して、パッと見ただけでもプロジェクト内容がわかるようにしましょう。
そして冒頭の本文では、1スクロール内でプロジェクトの大枠を掴めるような文章を作ることが重要になります。
💡プロジェクトページの制作のコツを詳しく解説した記事はこちらです!!
地域活性化をクラファンで成功させた事例|まとめ
今回は地域活性化をクラウドファンディングで成功させた事例について詳しく解説してきました。
近年では『少子高齢化』や『都市一極集中』などの様々な問題によって地域活性化の活動が増えています。
もし地域活性化プロジェクトの資金調達に悩んだら、クラウドファンディングを使ってみるのも1つの方法と言えるでしょう。
<クラウドファンディングで地域活性化を成功させるポイント>
- ・地域の方に向けた広報も心がける
- ・支援方法が多いクラファンサイトを選ぶ
- ・支援したくなるプロジェクトページの作成
💡クラウドファンディングサイト『For Good』では地域活性化を行うプロジェクトも多く掲載されています。また、実行者さんの満足度は90%を超えており、プロジェクトの達成率は80%(※いっしょプランの場合)を超えています。
クラウドファンディングに関するご相談を受け付けています!