クラウドファンディングで起業するとは?メリットデメリットと流れ【事例付き!】
2023年4月6日
For Goodアカデミー

クラウドファンディングで起業!成功例からわかるメリットや成功のコツを解説

事業を起こす時に、必要になるのが初期費用です。今では多くの起業家がクラウドファンディングを活用して、起業資金を調達するケースを目にするようになりました。ただしクラウドファンディングを始めれば勝手にお金が集まるという簡単なものではなく、デメリットもあります。今回は事例付きで、クラウドファンディングで起業する際のメリット・デメリットと起業までの流れをご説明します。起業を考えている方は、1つの選択肢として参考にしてみてください。


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クラウドファンディングで起業する流れ

ラウドファンディングとは、あなたが実現したいプロジェクト資金をインターネットを通して、あなたの想いに共感した人たちから募ることができる仕組みです。

クラウドファンディングには購入型・寄付型・融資型・株式投資型・ファンド型などの種類がありますが、
その中でもテストマーケティングや起業資金を集めるためには、購入型クラウドファンディングがおすすめです

<クラウドファンディングで起業する流れ>

クラウドファンデイングで起業する流れ

1. 起業プランを固める
2. プロジェクトページ・リターンを作成をする
3. 広報する
4. プロジェクトを実施し、受け取った支援金で商品・サービスをリリースする
5. 活動報告を行う

>>クラウドファンディングのやり方が知りたい方はこちらを合わせてお読みください

 

クラウドファンディングで起業するメリット

メリットは以下の3つです。

1. リスクなく始められる
2.テストマーケティングも一緒にできる
3. 宣伝効果が高い

 

1. リスクなく始められる

クラウドファンデぅングを始める

クラウドファンディングでは、誰でも資金調達ができる可能性があります。

例えば、事業を作りたいと思った時、投資家から出資を受ける、銀行から借入を行う、自己資金を使う、などの選択肢もあるかと思います。

しかし、投資や借入をするためには、実績や信頼が必要な上に、配当を渡したり、返済する必要があります。
また、自己資金を使うにしても集めておける金額には限界があるのではないでしょうか。

クラウドファンディングでは、多くの支援者から出資を受けることができれば、全く自己資金がない状態でも始めることができます。
加えて、融資ではないため実績がない状態でも資金を調達できる可能性があり、返済のリスクもありません。

関連記事:クラウドファンデイングの掲載手数料とは?

 

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2. テストマーケティングも一緒にできる

クラウドファンディングを行うことで、マーケティング効果があるというメリットもあります。

クラウドファンデイングでテストマーケティングした事例

購入型のクラウドファンディングでは、商品を製作する必要や開業資金を調達しながら、リターンとしてリリース前の商品を販売することができます。

 

売れ筋の良い商品を確認することができるだけでなく、商品・サービスの最初のお客様を見つけることができることも、クラウドファンディングで起業するメリットと言えるでしょう。

 

<参考事例>

クラウドファンディングでテストマーケティング

■プロジェクト名
子どもたちの未来のために。竹の下着で地球を守りたい!

■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/52413

 

>>クラウドファンディングで商品を販売する方法はこちら

 

3. 宣伝効果も高い

クラウドファンディングでは、大きな宣伝効果も得ることができます。

クラウドファンディングのサイトに掲載されるため、一定数のユーザーにみてもらえるチャンスになります。

また、クラウドファンディングを通じて、SNSでの情報発信や広告・メディア掲載を行っていくことで、
プロジェクトが拡散され今まで知らなかった人に商品・サービスを知ってもらう機会に繋がる可能性があります。

クラウドファンディング支援金額内訳

 

>>詳しい広報の方法について知りたい方はこちらをお読みください。

 

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クラウドファンディングで起業するデメリット

クラウドファンディングで起業をするデメリットは以下です。

1. 資金調達まで時間がかかる
2. 商品をテストマーケティングできる

 

1. 資金調達まで時間がかかる

クラウドファンディングで集まったお金は、一般的に1ヶ月から2ヶ月ほどの期間を空けて指定した口座に振り込まれますので、すぐにお金が手に入るわけではありません

プロジェクトを行う際は、いつまでにお金が必要なのかを逆算してからプロジェクトの掲載をするようにしましょう。
緊急支援など、すぐに資金が欲しい場合は、早期入金のプランなどもありますので、利用するプラットフォームの入金スケジュールを確認するようにしましょう。

💡For Goodでは翌々月7日にお振込をさせていただいております。
すぐに支援金を受け取りたい方は、営業日3日以内にお振込させていただける「早期入金オプション」(達成金額の3%(税込))もご用意しております。

 

2. アイディアが流出してしまう可能性がある

アイディアを盗まれる

クラウドファンディングの拡散力を使って、事業内容を多くの方に知ってもらえるメリットの一方で、事業アイデアを他者に真似される恐れがあることも覚えておきましょう。

まだ公開したくない内容の事業アイデアを考えている場合は、アイディアを世の中にお披露目できる状態になってからクラウドファンディングを活用することをお勧めします。

 

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クラウドファンディングで起業を成功させるコツ

1. 事業開始前にファンを集める

クラウドファンディングでは、仲間集めが行えることも特徴です。

クラウドファンディングでは、一般的に開始7日間で20%を達成できると成功率が上がると言われています。

クラウドファンディング開始前に支援者になりそうな人を集めておくと良いでしょう。
また、商品・サービスの思いに共感して支援してくれた人たちは、事業の継続的なファンになってくれる可能性のある方々です。
きちんと活動報告をして、事業のコアユーザーになってもらいましょう。

 

💡For Goodでは、LINEのオープンチャットでのプロジェクトの進捗報告を推奨しています。

プロジェクト開始前からLINEのオープンチャットに支援者さんを集めておくことで、仲間を増やしながら一緒にプロジェクトを始められます。

また、プロジェクト開始後、掲載終了後にも活動報告を行うことで、事業の継続的なファンを集めることもできます。

 

LINEオープンチャットとは?

For Goodでは、LINEのオープンチャットで支援者さんに支援のお礼や活動報告をしていただいています。
一斉送信のミスによるプライバシーの漏れの心配がないこと、連絡内容を頻繁に確認してもらえることから、
LINEのオープンチャットを採用しています。
また、相互コミュニケーションが生まれて、仲間のような関係性ができたと嬉しい声もいただいています。

 

<プロジェクトデータ>

クラウドファンディング開始前からファンを集めていたことで、見事成功につながりました。

クラウドファンディングをファンを事前に集めて成功させた例

■プロジェクトタイトル
お金が消えた世界をつくる!壮大な社会実験に参加したい1,000人の仲間を募集中!

■達成金額
¥13,227,000

■目標金額
¥10,000,000

■支援者数
1059人

■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/9694

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2. テスト販売をする

商品をテスト販売できることもクラウドファンディングの特徴です。

クラウドファンディング限定商品や先行販売として安く購入できるオプションをつくり、ユーザーの反応を確かめることができます。

また、リターン品として商品を発送する期日に制限はないため、事前資金がない状態でも受注販売型で商品を届けることができます。

複数商品を販売してみることで、売れ筋商品を確認できたり、プロジェクトの支援者さんに商品の感想を聞くこともできます。
商品・サービス前にユーザーになりうる方々からの意見を聞き、本サービスリリース時に向けたブラッシュアップをするのも良いでしょう。

 

<プロジェクトデータ>
ローチーズケーキをテスト販売し、将来的にはEC販売を目指している事例。

クラウドファンディングでテストマーケティングした事例1


■プロジェクトタイトル
【食の選択肢を広げるスイーツ】無添加で心と身体にやさしいチーズケーキを届けたい!

■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/53623

3. プロジェクト内容に共感してもらう

クラウドファンディングを成功させるためには、「プロジェクトに共感してもらう」ことが大切です。

クラウドファンディングでは、通常のECショップやポップアップなどと異なり「想い」をきちんと記載し、共感してくれた人に支援・購入してもらうことができます。

「どのような問題意識を持っているのか」「プロジェクトが達成するとどんな未来が待っているのか」「具体的にどんな活動をしていくのか」を、客観的な意見を元に伝えることで共感を得ることができ、支援に繋がります。

商品・サービスをリリースする前に、しっかりと思いを伝えることのできるチャンスですので、共感を生むことのできるページになっているか?共感をうむ情報発信ができているのか?を確認するようにしましょう。


<プロジェクトデータ>
THYMEをより多くの専門家・当事者とその周囲の人が集まる場にし、社会に向けた幅広い啓発から当事者の被害回復サポートまで、今ある支援の隙間を埋める実質的なプラットフォームにすることを目指しプロジェクトを行った事例。

クラウドファンディングで共感を生んだ事例

■プロジェクトタイトル
年間24万人が性暴力被害に。誰もが早く支援に繋がれる場、THYMEを作る

■プロジェクトURL
https://rescuex.jp/project/41391

>>他にもプロジェクト事例を知りたい方はこちら

 

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クラウドファンディングで起業|まとめ

今回は、クラウドファンディングで起業する際のメリットデメリットと流れをご紹介しました。

 

<クラウドファンディングで起業する流れ>

1. 起業プランを固める
2. プロジェクトページ作成をする
3. リターン作成をする
4. プロジェクトを掲載開始し、広報する
5. 支援金を受け取り、サービスをリリースする

 

<メリット>

①リスクなく始められる
②テストマーケティングも一緒にできる
③宣伝効果が高い

 

<デメリット>

①資金調達まで時間がかかる
②アイディアが流出してしまう可能性がある

 

起業を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

For Goodはソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングプラットフォームです。
社会起業を目指す方々が、事業資金を集めるために多数ご利用いただいています。

 

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